電子限定特典つき
彼とのエッチは癖になる――
御曹司とスパダリってハイスペックさがイイ感じにフィクション感があって、リアル感は気にせず、コミカルなストーリーを楽しめました。
真面目で好青年なスパダリ君が、ゲイなわけじゃないのに「ぐちゃぐちゃにされたい」って欲望を隠し持って生きてるところが好き♪
リーマンの桜坂は、自分では普通にしてるつもりなのに、イケメンで、仕事もできて、優しくて、社内では男女両方から ”スパダリ”扱いされてる好青年。
でも桜坂は、期待に応えなきゃってプレッシャーを感じ、疲れてしまうから彼女なんて作れない。
で、「ぐちゃぐちゃにされたい」願望を、ゲイビを見ながら一人慰める日々…
(そうゆう完璧な人が、自分にだけ気の抜けたところを見せてくれるのって、実は嬉しいものなのにねぇ)
ある時、隣人の大学生・千里にベランダから助けを求められ、部屋に入れると、ゲイビを見られてしまった!
桜坂は慌てるけど、千里も同じゲイビを見ている仲間だとわかり、親しげに話していると、
千里「ぐちゃぐちゃに【してみたい】」
桜坂「ぐちゃぐちゃに【されてみたい】」
二人ともゲイじゃないけど興味があって、やりたい方も逆で、都合よく欲望が合致してるじゃないか!
桜坂は逃げ出したいくらいテンパってるけど、千里は強引で、ウシロを弄られているうちに気持ちよくなって、ついには自分からオネダリを!
そこから桜坂を手に入れたい千里と、いちおうモラルでセーブしようと頑張ってる桜坂との攻防戦がはじまります^^
千里は大企業グループの御曹司で、桜坂の良い奴ぶりが新鮮で、だんだん本気に…
桜坂は理性ではダメだってわかっていても本心は「千里に攻められたい」欲求が抑えられず…
二人の攻防戦は、年下の千里のほうが上手で、桜坂が振り回されちゃってるのが楽しいです♪
次男でもこれから大企業グループを背負っていかなきゃいけない千里には、心許せる癒しの場所ができたんだと思うんです。
そして桜坂にとっても、外でプレッシャーを感じても、家に還れば、自分の欲望を曝け出して、それを叶えてくれる最高の癒しを手に入れたんだと思います。
とっても需要と供給のバランスがマッチしている二人です♪
ちなみに千里は愛人の子(日英ハーフ)で、本妻の兄・万里が大きな障害になりそうだったけど、想像とはまた別の方向で邪魔になりそうな面倒くさい奴だったのに笑いました!
秘書の桂木も面倒くさい執着野郎で、桂木と万里の関係も楽しそう^^
ぐちゃぐちゃにしたい攻めと、ぐちゃぐちゃにされたい受けの利害の一致から起こるハートフルコメディ。
落ちてくるまで色々と仕掛けて(攻めて)くる隣人:千里くん。
もうやることなすこと、少しの愛撫にたじたじの羽澄くんの赤面になって叫んだりしている姿が印象的でした。それに素直な気持ちを伝えた時の千里くんのキョトン顔も良き。
そしてお兄ちゃん!
「ひとつ桁が違います」に??になっていたら名前が万里で・・・
本当に桁が違ったー! と心の中で叫びましたwww
最後まで読んで思ったのが
桂木さん×万里さんのお話の続編のお話が出てもいいと思いました。
極度のシスコン万里さんをどう攻略するのか楽しみです・・・
初対面の人とワンナイト、かと思えば他に繋がりがあり、徐々に惹かれ、障害(兄)が登場、通じ合う、という王道の流れだと思います。
惹かれる理由も、自分の情けないところを知ってる上で満たしてくれる・スペックや外面だけに惑わされず自分と接してくれるという、王道の理由でした。
ですが、その前提として、スパダリが受け(女性の理想像としての"スパダリ")、かつ、そのスパダリが攻められたい側の人間であるという設定等が入ることで、流れや理由に深みが増していると思います。
誘いにのった桜坂さんの心理(ずっと、めちゃくちゃにされたい願望があった)や、千里くんが桜坂さんに手を出した理由などが、現実的で 、人間らしく、納得ができ、読んでいてストレスがありませんでした。
あと千里くんのHがすごく奉仕的で、(桜坂さんも千里くんも)可愛かったです。
展開早くてめちゃめちゃ面白かった!
男からめちゃめちゃにされたい願望がある受けと
男をめちゃめちゃにしたい願望がある攻めの出会い!
千里くんみたいなマッシュ風の髪型の攻めってなかなかいないのでかなり萌えました。
キャラデザも好みです…!
兄の万里さん、思った以上に濃いキャラで笑いました!
この人のスピンオフで一本お話しできそう笑
しいて悪いところをいうなら、かなり駆け足気味だったので、もっとラブラブなふたりが見たかったな~~という感じです。
千里くんの掘り下げももっとほしかった!
モテモテスパダリ系サラリーマンの桜坂は、実は男にいじめられたい願望があり、夜な夜なゲイ向けAVを見て自分を慰めている。
ある夜、鍵が壊れて困っていた隣人の大学生・千里を部屋に入れたことで、秘密を知られてしまう。
すると、千里も同じAVを見たことがあり、女の子相手じゃできないことがしたいと言う。
そこでお互い人には言えない秘密を語り出すも、
ぐちゃぐちゃに
「してみたい(千里)」
「されてみたい(桜坂)」
と見事に願望が逆な二人。
千里の言う女の子相手じゃできないこととは、か弱い女の子相手じゃ滅茶苦茶なプレイができないという意味でした。
恥ずかしくて逃げ出したい桜坂さんですが、千里に迫られ気持ちよくされ、最後はおねだりまでさせられて抱かれます。
関係を続けたがる千里をどうしたものか考えていると、何と取引先の社長令息であることが判明し、色んな意味で蒼くなる桜坂さん。
当然拒む桜坂さんに、千里は一ヶ月の間、自分が触れるのに耐えて欲しがらなければ引き下がると提案。
Sっ気があるけど紳士な千里は過度に手を出すことはなく、優しい言葉や手付きで桜坂さんに迫る。
そんな千里に惹かれていく桜坂さん。「性的な願望」だけではなく、千里自身に攻められたいのだと認めざるを得ません。
しかし背後では、千里の異母兄の影が…と思ったけど、ただのブラコンで千里の恋の行く末を心配していただけ。
兄周辺から舞い込む千里の女癖の悪さ、それによるすれ違い、兄から呼び出された桜坂さんのもとに駆けつける千里と、深刻になりすぎないでほっとした反面、お決まりな収束に肩透かしな部分も。
年下腹黒×年上ほだされの定番の展開で、千里が社長令息である必要性が薄く、「滅茶苦茶にしたい・されたい」という点もそれほどでもなく、やや物足りない。
千里の攻め具合や桜坂さんの可愛さなど掴みはよかったのですが、兄が暗躍する終盤にかけてはちょっと失速してしまったかなと。
年下だけど余裕があってかっこいい千里と、大人のスパダリなのにすごくかわいい桜坂さんのカップルは好みなので充分満足ではあります。
描き下ろしは短いですがエッチあり。いつもと違ってゆっくり攻める千里の下で喘ぐ桜坂さんがやっぱりすごくかわいいです。
千里の兄の万里さんですが、秘書的立ち位置の桂木さんが幼い頃から熱視線を送っているのに気づいていないようです。
描き下ろしの4コマでは、急にできた義弟をすぐに溺愛する万里さんを見て、義弟嫌い!という桂木さんの心の叫びが描かれています。
こちらのスピンオフと、千里たちのその後が見られたら楽しそうだなと思いました。