ボタンを押すと即立ち読みできます!
嫁にこい ~あやかし癒し~の2作目。無謀だろ と思いつつ当作から読みましたが、全く問題なしでした!嫁のツンツンぶりと、周辺にいるラブリー妖怪たちが面白く、それをどっしり龍がまとめて受けとめてくれて、安心感満点に感じたお話、本編180P弱+二人のデート話35Pほどです。攻め受け両方とも好きなので萌2よりの萌です。
山中の古びた家に、大叔父と龍と小鬼、茶釜、帯という妖たちと一緒に暮らす若葉。大叔父は大変有能な「妖専用の薬師」で、色んな妖が治癒を求めては訪れ、その礼として様々な品を置いていく という設定。(白装束の池の主(半魚人)に平然と薬を塗る大叔父の挿絵ありw)よく喋る茶釜、帯といい、しゃべらないけど可愛いちびっこ小鬼といい、妖たちが面白いです。
当作では、前作である程度の関係となっていた二人のもとに、超美少女が訪れ「私が嫁だ」と宣戦布告し・・と続きます。
**以下はより内容に触れる感想
嫁である若葉はきゃんきゃん吠えているのですが、龍がどっしり系ですごく安心できます。神格に近い存在なんだけど、若葉を可愛がっていてデエトを楽しがったり、しょんぼりしたりもするので、可愛らしい♡若葉も吠えてはいるけど、別に龍が嫌いな訳では無いし、照れ隠しで吠えてるだけじゃん というのがもろ分かりで可愛いもんです。やることやってるしw
結局きゃんきゃん吠えたまま、当作も終わったのと、先生があとがきでまだ続く といった感じに書いておられるので、続き出そうだな♡と期待しています。
サブキャラも可愛いので、和風ファンタジーが好きな方は、一度手に取ってみても良いのではと思いました!
今回は千年を生きあやしの中でも格上の龍と
大叔父の後継の薬師見習いのお話です。
攻様の嫁の座を狙うあやしの登場で
受様が自分の気持ちを再認識するまで。
受様はエリート一族の中で浮いた存在で
定職につかずフリーターをしていた為
同じく一族中から変人扱いされていた
大叔父の元に厄介払いされます。
しかし、
大叔父が山奥に住んでいたのは
あやかし相手の薬師をしていた為で
昔からあやかしが見える体質の受様は
大叔父の後継として修業する事になります。
攻様は受様が幼い頃
川で溺れたところを助けた恩人ですが
その際の攻様の嫁になる約束を
受様に果たさせるべく迫ります。
再会した当初こそ
受様にとって攻様は嫌味な男前でしたが
共に過ごす中で攻様に心を許していく中で
受様は過去の約束を思い出し
攻様と恋人関係となります。
しかし、
受様は男の自分が攻様に嫁と言われ
押し倒される関係に抵抗し続けています。
大叔父や攻様達との暮らしは
受様にとって体力的にはともかく
性格的には合っていて
受様は攻様に助けられつつ
薬師の修行に励んでいました。
そんなある日、
受様は大叔父が治療したあやかしに
「白の難がでている」という
託宣を受けてしまいます。
果たして受様を襲う難とは!?
真崎先生の既刊
「嫁にこい~あやかし癒し~」の
続巻となります。
前巻は攻様的には
鶴の恩返し的嫁取物語(笑)で
あやかし×人間、俺様×ツンデレ、
2人の攻防が楽しいお話で
電子版でコミックス化もされています。
そんなデキカプの続巻は
受様に下った白の難の託宣通り
攻様に求婚するあやかしが現れて
スッタモンダするお話です。
受様の「攻様の嫁」の立場を
奪おうとするのは
白い蛇のあやかしです。
しかも人間となった見た目は
たおやかな美少女(笑)で
受様に対抗心をメラメラさせて
攻様に猛アピールします。
攻様は白蛇美少女もどきは
全く眼中にないので
適当に相手をするだけですが
攻様が相手をするだけで
受様の胸はチクチク痛みます。
しかし、
受様は「攻様の嫁」の立場は
絶対に認めないのですよ(爆笑)
デキカプなので
受様が嫁の立場を自覚するか否か
的な展開にワクワクで読み進めましたが
三つ巴的な関係の決着は
新たな求婚者の登場というもので
一寸あっけなかったです(苦笑)
攻様が揺るがない以上
コレもまた有りかと思いましたが
恋敵に求婚者登場で大団円の最後は
好みが判れると思いますので
評価は「萌」とさせて頂きます。
まだ2人のお話は
続きが出そうな気配ですが
攻様がかなりな上物あやかしなので
受様に何かあっても
必ず助けられますし
攻様があんがい一途で
受様がかなりな頑固者なので
出来上がっちゃった状態で
ヒビを入れるほうが大変かも (^_-)
今後は受様の成長に
もう少し力が入っていく方向で
次巻に期待したいです。
今回は俺様×ツンデレなカプ繋がりで
榛名悠さん『俺さまケモノと甘々同居中!?』は
いかがでしょうか。
もふもふファンタジーです♡