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ハイ、もう『藤崎ワールド全開』です!
確かにパターンとか王道と言えばそうではありますが、『藤崎ファン』としては「それが読みたいのよっ!」でもあるのですね。
そして『めっちゃガタイが良い攻め』『攻めがガタイが良すぎるので、華奢に見えちゃう受け』の、『レギュラー』の二人の出演です。
でも今回はかなり受けが我慢してガマンして、遂にブチギレるまで我慢しちゃう、かなり切ない受けです。
だって途中まで、「あれ、受けは攻めの事が好きだよね?、え?、好きなハズだよね、え?え??」と、こちらもかなり焦らされましたーーーっ。
そう、本当に我慢の受けでした。
攻めが好きなんて、コレっぽっちも匂わさず、ひたすら攻めを立てて(いや、ヤラシイ意味じゃなく)、私生活も、仕事も平然とこなしてます。
もち仕事上のマネージャーはちゃんと居るけど、攻めを仕事へと駆り立てるのは受けだけ!
元々大学で知り会いお互い一目惚れの片想いをしてるけど、男同士で『好き』なんて気持ち悪がられるに決まってる。
それならずっと知らん振りででも、お互いを離したくない・・・が延々と続いてる。
もち知り合う前の攻めは『無口で不遜』
そう『王道』よ。王道の何が悪いってんだいっっ。
そして(多分)ずっと繋がっていたいから(もアリで)、二人で会社を起こし成功してます。
攻めは高名な『CMプランナー』に。
受けは『コンテライター』に。
もち受けがサポートしなきゃまるでダメなんだけどね。
攻めは色んな事を拗らせて、毎晩違う女性をお持ち帰り。
それを表面上は淡々と受け流して、攻めを毎朝起こし(女性が居ることも多々あったみたい)会社やクライアントへ出向くの。
その受けの『淡々』に、攻めはイラつき益々拗らせを酷くして、遂には男まで・・・(もちワザと見せるわよ)
ここでいよいよ受けの我慢も限界!
「(男で良いなら、なんで俺はダメなんだ)」ってね。
泣くのよ、切ないぃ~~。
そして会社を辞める決心をし、攻めとも顔を合わせない様にする。
さぁこうなったら・・・
ふふふ、勿論わかりますよねー。
もっちグハッなエロエロ展開が用意されてます。
"♡"♡(*///ᴗ///*)♡"♡"
ぐふ、藤崎先生、大好き♡♡
ガッツリ、すっきり、満足させて頂きましたぁ~~~。
もう一本の『箱入り息子の秘密』
これはパパが堪らんカッコいい(灬ºωº灬)♡
パパの容姿がね。
この容姿でエロエロ描いて欲しいなぁ( ///⊃ω⊂)ウキャ
切に願いますm(*_ _)m
藤崎こう先生の王道作品でした。
俺様キャラの攻めに振り回される受け、そして我慢出来なくなって去ればダメージを1番受けたのが攻めだっていう。ww
下半身ゆるゆるだった理由が受けに手を出せなかったからで、それを見せられていた受けはずっと辛かった…。こういう話は大好きです。
そして攻めは後に受けの尻に敷かれて行くのです。ww
もう一つの作品は父子家庭の1人息子が、恋人が出来ても父親の事が気になってセックスまで進めないお話しでした。こちらの攻めはイケメンで受けに対してはとても優しいのですが、なかなかの策士でした。
別れを切り出す受けにしばらく考えさせてくれと言い、受けに黙って父親に2人が交際している事を告白するのです。
別れろと言う父親に、父親が先に部下(男)と別れたら自分達も別れると言うのです。
そして受けとの交際を認める替わりに父親と部下との関係を、受けには秘密にすると言う約束を取り決めました。
受けに父親に許して貰ったと告げて、2人はやっとセックスしてました。
そして父親が出張の時に初めてお泊まりセックスをするのですが父親が帰宅して部屋に押し入ると、裸で腕の中にウケを抱いた攻めが「おはようございます。おとうさん」と挑発的な挨拶をしてました。 ww
藤崎先生の描かれる攻めのアレがとにかく巨根で凶器です。白抜きだろうがとんでも無いサイズだろう事は確かです。それからお尻の筋肉がたまりません。いつも受けのお尻の心配をしてしまうほど、体位のヴァリエーションも豊富ですよ。
2作品収録です。
「オンリー・パートナー」
長年の親友で、今はクリエイティブエージェンシーを共同経営しているCMプランナーの慎士とコンテライターの涼。
慎士には無から有を生み出す才能がある。そして裏方に徹する涼が過小評価される事をいつも憤っている。
一方慎士はプライベートも涼の管理に依存していて、女に関してはヤリチン、事後もトラブルも涼に処理してもらっていた。
が、慎士に片思いしている涼はそんな慎士にもう限界を感じていた…
…という冒頭。
女遊びを嗜め決まった相手を作れという涼に、ムリだ、涼も恋人いないだろうと返す慎士。だが、涼は『好きな人くらいいるぜ』と。
ショックを受けてますます自堕落な慎士。遂に「男」を引っ張りこんで涼に見せつける…!
…心折れた涼は慎士とのビジネスでの関係を絶ち、顔も見せずにオフィスを辞めると言う。慎士は荒れて荒れて。
……さてどうなるかわかりますね。
そう。こじれた両片想いが今成就するわけです。
思うに。
涼は惚れた弱みなんでしょうねぇ、慎士をすぐ許しちゃう。もっと慎士は反省しろ〜と思いますが。
「心身拘束」
両想いになった2人の日常。涼はもう慎士の言いなりで、あんな事こんな事。AVちっく。
「箱入り息子の秘密」
付き合って2年の晃輔とはるとだが、はるとが怖気づいていて最後の一線はずっとおあずけだった。
しかもはるとの父が2人の関係を疑っている。
父親を裏切れないはるとは、晃輔と別れようとするが…
ご安心ください。晃輔とはるとは結ばれます。というのも、はるとのパパにもヒミツがあって…
一言。はるとのパパがすごいカッコイイんですよね〜。美中年。
「おあずけの後遺症」
両想いなのにずっとHできなかった晃輔は、今はもうタガが外れちゃってます。抜かずの5発…
描きおろし「大人の時間」
涼をいいように嬲っているような慎士。でもその実態は…!
イクと言ってもイカせない、涼がいいと言うまでは。涼の方が思い通りに快楽を貪っているのです。
いつもの藤崎テイストで、攻めの圧倒的攻め感・肉体美がgoodです。
でももうちょっとザマアがあっても良かったかな…
晃輔くんは「待て」ができる攻めで、大変よくできました。
表題作の「オンリー・パートナー」は両片想いで、拗らせてます。
攻の女遊び見せつけるのは酷いのでそのあたり苦手な方はご注意を!
受の涙の効果は絶大!
そして両想いになってからの、エッチの最中の可愛い笑顔。私もツボです♪
※↓以下超ネタバレしてます。※
同時収録の「箱入り息子の秘密」は、過保護なパパが超かっこよかったです。
過保護っぷりも愛らしくって。
父子家庭の回想シーンもキュンっとなりました。
こっちのお話の方が個人的には好みでした。
また、パパカップルと過保護ぶり含めてこの2カップルのお話読みたいです~。
そして・・・藤崎こう先生の描かれる「オス」味が大好きなので、、白抜き修正がおっきくなってて(巨根だからしょうがないんだけど・・・)・・・それだけは残念でした。哀しみ。
評価の難しいところです。
前作の「せんせいを殺したい」で新しい路線の入り口が見えたような気がしていて今作楽しみにしていました。
お話的にはもちろん、萌えよりで楽しめることは楽しめるのですが…。
はじまりの展開の既視感に…。
また、このもやもやざわざわを繰り返すのかなと。
少し落胆した気持ちにもなってしまいます。
話が進むにつれ相互的な片想いの泥沼さに集中したり。
恋人同士となったふたりの、恥じらいを受け止める会話にちょっと気持ちを持っていかれそうになったりもしましたが、やっぱり肝心な所でざわついてしまい、落ち着いて読みきることができませんでした。
それとは異なり同時収録「箱入り息子」では懐かしさを感じてほっこり。
ただ色気が過多な分、コミカルにもシリアスにも嵌まりきれず。
ちぐはぐさにやっぱり「う~ん。」と唸ってしまう読後感となってしまいました。