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遊良(受)→SMバーのカウンターと、平日昼間はレストランのキッチン。
智宏(攻)→ショップ経営者
遊良が働くバーに付き合いで智宏が来て、2人が出会ったところからのお話。ただ、遊良は智宏に対して印象悪く、身体を重ねてもそれは自分が主導権を握れなかったことに腹を立て、そのリベンジのために次にまた会おうとする。最初の頃は智宏の考えがよめず、つかめない人という印象でした。逆に遊良は負けず嫌いの強気美人。
遊良がそうなったのは、過去に理由があり理解出来るのですが、智宏はいつから遊良を好きになったのか?ペットとしてではなくというのが、ちょっと摑めませんでした。
展開としては、とてもおもしろく、途中不穏な感じで、ヒヤヒヤしました。最後は互いに言いたいことを言える仲になり、ハッピーエンド。ただ、最後まで智宏のキャラが掴めなかったのが、残念でした。
受けのビジュアルに惹かれて購入。ドS同士のマウンティングを期待したら、
まあ… あまりそういう感じじゃなかったのでちょっと残念。
遊良くんは面白かったです。でも攻めの智宏が、ねぇ (^v^;)
キャラが不安定っていうか、都合によって性格がコロコロ変わる。
生意気なヤリチンだったり腹黒Sだったり、最終的に一途なスパダリに⁇
その1つ1つの顔が上手く混ざり合ってなくて、毎回「オマエ誰や」ってなる。
そんな奴だから逆にすべてが噓っぽく見えてくる。
王道でも最初からお人好しなスパダリの方が刺さったと思う。
二人とも、あいつの事遊んでやろ〜って思ってるのが面白い。
受け優位が大好きマンにとって満足のいく一冊。
ただそんな軽い話ではなかった。
ストーカーの話はすごくミスリードでビックリ。上手いミステリードラマ並みに「!?」ってなる。
後半の怒涛の展開を迎えると、序盤の遊良が野分に言った「最初の印象が悪いものほど〜」ってセリフが伏線に思えてくる。
今まで寝てきた数多の男からの贈り物(服)を巡ってのやり取りが、性癖に非常に刺さった。
この作品、キャラクターから展開まで全てにおいて、いい意味で恐ろしい。
最初に読んだ時はまあ萌か萌2ぐらいかなという感想だったのですが、読み返してみたら"下半身凶暴"攻め×女王様受け っていう性癖ドンピシャ設定+しっぷ先生なのになぜ萌えなかったんだ?!と思いました。
女王様受けには屈する攻めよりも、女王様を手懐け対等に付き合える攻めがお似合いですよね…最高です。
なによりもゆらくんの色気すごすぎませんか!あんなのに迫られても余裕綽々でいられるちひろすごい…そしてツンデレ女王様なのに意外とかわいいところもあるゆらくんが本当に好きです…付き合ってからの2人がもっと見たいなと思いました。
なんだろう、、いろいろ惜しい感じです。
まず、作画。儚綺麗な感じなんですが、身体のバランスが結構崩れるところがあり、エロに集中したいエッチなシーンで「ん?」が多発し、集中できませんでした…。
メインCPは、経営者攻×フリーター受。自信ありげな客を逆にメロメロにする!的な設定だと思うんですが、その説得力がちょっと薄いかな?痛々しい過去も、会社員時代の話も、バーのオーナーとのあれこれも、後輩くんのストーキングも、詰め込みすぎたせいかなんだか空中分解している気がしました。強気ツンデレという設定は好きです。