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尤書堂シリーズ6冊目。本屋さんカップルです。大学時代から片思いの相手を追いかけて、書店に就職した攻。後輩×先輩なんだけど、留学してたことがあるから年は1コ上。でもずーっと敬語です。名前もさん付。
すっごく丁寧な恋愛。口説いて、ひとつひとつ2人で乗り越える。記念日に無頓着な受と喧嘩したり、結婚とは何かと考えたり。実家の家族より幸せを与えるには何をすればいいのかわからないと悩んだり。カッコよくて優しい旦那さん。でも時々迷う。新鮮さを失わないように努力して、愛されることに慣れてしまわないで、2人で成長する。素敵なカップルでした。
各巻、各篇のタイトルがまたよいのです。詩の一部のような、未来を感じさせるもの。バウムクーヘン、確かに昔は結婚式の引き出物によくありました。でもこんなに愛しい食べ物だったのか。結婚してなくても買いに行かなきゃ~。で、味わって幸せを再認識しよう。