てんてん
本品は『我が王と賢者が囁く』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
バードとリーブの何気ない日常のお話です。
今日は月に一度の会議の日です。
それぞれの役職の長が集い、
報告や問題提起などを行いますが
それほど緊急を要しない案件で
毎回平和の裡に終了します。
しかし、
長い時間束縛される事も有り
バードが退屈してしまい
終わると一目散に退場しました。
1人になれる場所を探して
裏庭にて誰もいない事を確認し
欠伸と愚痴を漏らしていると
クスクスと笑い声が聞こえてきます。
気のせいかと思いつつ
声のする方に歩いて行くと…
B5版ペーパー両面にて
バードとリーブのラブラブなSSです。
バードが声のする方へ
忍び足で近づいていくと
小鳥と戯れるリーブがいました。
リーブの周りを色とりどりの小鳥達が
取り囲む様は幻想的で美しく
バードは見惚れるように立ち尽くします。
やがて小鳥が一斉に鳴いて飛び散り
リーブがくるりと振り返り
特に驚くでもなくにっこりと笑い
バードのほうが驚いてしまいます。
リーブは賢者だから
動物とも話ができるので
小鳥と話していたと言いますが
バードには賢者とか魔術師という存在が
よくわからない為からかわれているのか
と思ってしまいます。
するとリーブはバードの馬とも仲良しで
彼はバードにそっくりだと
思い出し笑いをされてしまいます。
バードの馬とバードが似ているのは
バードの馬がリーブの馬が
大好きなところが似ているらしく
リーブの馬が牡だと知るバードが
困惑する幕引きまで
2人のいちゃラブが
ほのぼのしていて楽しかったです。
ちょっと意見が合わずに
嫌味を言って責め合いになっても
本気じゃないから甘~い♡
日常の何気ない一コマに
幸せが溢れる哉話でした (^-^)