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表題作あ・ぶ・な・いデザインルーム

鷹尾修爾
人気ブランドのチーフデザイナーで後継ぎ
沢野亨
攻様のマネージャーをすることになった青年

あらすじ

会社の跡継ぎで、人気ブランドのチーフデザイナーでもある修爾のマネージャーとなった亨。会社は腹違いの弟に継がせると言ってやる気のない修爾に、なんとか仕事をさせようとするが―「嫌がるお前の顔は、いつ見ても色っぽいな」会社の倉庫やトイレ、デザインルームでHな悪戯を仕掛けられ、冷静な顔を保つので精いっぱい!おまけに、亨には重大な出生の秘密があって…!?エゴイストなデザイナー×モラリストなマネージャーのセクハラ攻防戦。

作品情報

作品名
あ・ぶ・な・いデザインルーム
著者
髙月まつり 
イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622797
2.2

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
7
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ツンデレ萌え出来ました

普段はツンデレで酔うと素直で可愛くなっちゃう眼鏡受けで、更に攻めとは腹違いの兄弟という関係。
萌えがぎゅぎゅっとつめこんである話で、ライトなノリでさくさく読めました。
受けのウェディングドレスの女装があるので、苦手な方はご注意。

クレインのチーフデザイナー・鷹尾修爾(29)俺様攻め×マネージャー・沢野亨(27)ツンデレ眼鏡敬語受け
海外支店のバイヤーをしていたかったのに、父親の横やりでデザイナーをやれと言われて不貞腐れ状態の修爾。
何度もマネージャーを辞めさせてきて、困った父親が腹違いの弟の亨を派遣することに。
当の修爾は弟の存在を知らず、面倒なこの仕事は弟にでも押しつけて帰りたいと公言しているので、秘密のままでマネージャーを勤めることに。
やる気のない修爾にセクハラされながら仕事するが、兄弟だと言うのに惹かれはじめてしまって。

クールビューティーな見かけに反して、内面では動揺しまくりで、兄との初対面では凄く夢みがちな妄想をしていたりと、カワイゲのある大人受けです。
やめてくださいと言いながらセクハラされつつも感じまくりで、敬語受け好きにはたまりませんでした。
酔うと普段のツンが嘘のように素直で可愛い態度になるので、受けの身が危ない事この上なかったです。

セクハラしたりとちゃらんぽらんな攻めですが、やる気を出せば仕事は出来るという、押さえる所を押さえてくれていたのも好感ポイントでした。
表紙をめくるなり、タカツキノボルさんの口絵で、ウェディングドレス姿の受けを!というそのものズバリなイラストが綺麗でエロかったです。

デザイン業界物が高月まつりさんは、多いですね。
どこかに繋がりがありそうなのも、気になりました。

エロ:★3 セクハラ、ウェディングドレスでのH
総合:★4 キャラ萌え出来る話で、ツンデレな亨が可愛かったです。

1

近親BL☆二次元ではっちゃける?!?

これは…実の兄弟と知らずに(!)攻と受が流されて危ない仲になり、
実の兄弟と知った後も、いけない関係を続けるという…
ちょっとヤバい、でも罪悪感ゼロ(?)に近いくらいカラッとした、
二次元ならではの可愛いBLです。
可愛いってアナタ、コイツらのヤッてることといえば~と、
ツッコミを入れるのも馬鹿馬鹿しくなるくらい、
あっけらかんとやらかしてます、近親相姦!
攻=兄はエゴイスト、受=弟はモラリスト、始まりはセクハラで…
…なんてゆきさつは、どうでもよろしい。
驚くべきは、このあっけらかんぶりと、この明るさ!!!
現実世界じゃ、(まさかですが)あっちゃいけない近親相姦。
二次元とはいえ、ここまでくれば…もう、はっちゃけたとしか表現不可能。
でもでもねぇ…考えてもみてください。
今時のリアル恋愛って、同性も含めて、なんでもアリのフリーダム状態です。
絶対タブーの禁域なんてもう、残りは近親相姦くらいしか無いんです。
だからBLだって、究極にエロさを突き詰めたら、
もうこれくらいじゃなきゃタブーとして、読者にはピンとこないんですねぇ。
でもそれだけじゃ、とことんナーバスになっちゃうからラブコメ仕様です。
エロさが売りのプラチナ文庫だけあって…このお話、
ラブコメ的な可愛さと、エロ本的な過激さと、
往年のJUNE的じゃないセクシーさでいっぱいです☆
なんというか…BLとしてはかなり、モードっぽいような…。
小説だからね、二次元だからね、明るいお話だからね、いいと思います。
(↑リアルでマネするお馬鹿さんは、まさかいないとは思いますが…)
さて…お楽しみのアノ場面、二次元だからじゃないけれど、
やっぱり…はっちゃけてますよ(笑)

1

んー・・・内容的にはエロスなはずなんですが、

どうだろう。
萌なのかな?萌と中立の間くらい?

高月まつりさんのストーリーもタカツキノボルさんのイラストも
個人的には好きなんですが、今回は何故か萌えなかった。


相変わらずガタイのいい男性を描かれますタカツキ先生
イラストも綺麗で丁寧で、
でもだからこそ、さらっとしすぎている部分も多くて
なかなか入り込めなかったりもするんです・・・

クールビューティな真面目な受け
適当な攻め(笑)
デザイン事務所が舞台ななかなかシャレオツな設定なのですが
すべてがさらっとしすぎた。


もっと貪欲でリアルな描写を求めてしまいました。

0

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