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introduction-春田作品集-

introduction haruta sakuhinshu

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あらすじ

雑誌イチの人気を誇るモデル・三池陸だが、その態度は不真面目で楽観的。
そんな行いがたたり大事な仕事に穴をあけてしまう。
副編集長・橋本郁巳の冷静な対応で事なきを得た三池は、自分を見放さずにいた郁巳に興味を持ち近づこうとすると彼のいつも冷静な瞳は揺れ、肌は赤く色づいた。

表題作「気まぐれと甘噛み」ほか、年齢も立場も違う彼らに訪れた恋のはじまり7編

作品情報

作品名
introduction-春田作品集-
著者
春田 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784866691749
3.7

(28)

(6)

萌々

(10)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
104
評価数
28
平均
3.7 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数7

7種類のBLが楽しめる、お得な作品集。しかもなんとあの宅急便業者x2の制服パロがぁあっっ…!!

当方、NTRのやつ以外の著作は全部履修済みです。
著作の中で一番人気の「運命の番がお前だなんて」シリーズで春田さんを知った方、2作目どれを読もうか迷ってる方にはぜひこちらも選択肢に入れていただきたい。
個人的にめちゃくちゃ大好きなヤ◯ト便と佐◯便の制服パロ「昼下がり憂鬱デリバリー」も入ってる初期短編集です。

収録作は全部以前の絵柄(=前の前の絵柄)ですが、相変わらず本当に美しいし、どの話もえがった!
しっとりとした恋愛物語としては、大正の作家とそのお手伝いさんみたいなのが一番好き。
次に陸上部とクリーニング屋さん。

さらに描きおろしで本編に登場したいろんなCPをえrも含めて改めて描いてくださってるんですが、全部最近(と言っても2019年頃の。"最新" のではありません)の絵柄になってるのが良い!

968円と割高ですが、342ページもあるので普通なら約2冊分、かなりお得です。
紙書籍なら自立しそうなぐらいすんごく分厚くて、計7組分もの話を堪能でき、たったこれ一冊で春田ワールドを存~分に楽しめるので、気になった方はぜひ。

0

BLって、boys love なんだなぁ。

たっぷり300ページ越え、読み応えありました!全体的にストーリー重視でエロ少なめのほのぼのな一冊です。
BL研の春田さんの300ページ越えなんて家に置けない!!書店で見かけた特典ペーパーもすげーえっち!!!家に置けない!!!(2回目)
と思って電子書籍にしましたが、BL入門にもばっちりなくらい、むしろBL研なんてぶっ飛んだ設定考えた人と同じ作家さんとは思えないくらい、男の子たちの様々な「好き」という純粋な感情が詰まっていて心温まりました。

7カップルの内訳は

・読モ×雑誌副編集長
・陸上部同級生
・リーマン×クリーニング店の息子
・大学生同士
・親友と彼女に裏切られてクラブで行きずり
・ライバル会社配達員
・作家×世話役

って感じでしょうか。
読モと大学生の話が配分多めです。


切ない、とか健気とかって言葉が似合いのカップリングや男同士の恋愛への葛藤が好きな方は少なからず刺さるものがあるはずです。
個人的には作家先生と世話役くんの「咲き待ちの梅と読みかけの本」が1番好きでした。恋慕だけでなく、作家としての憧れに基づく苦しさに
すご…すごく………良い…これは良い……
と当たり前のように語彙力をなくしましたが、これ以外も、ほんと、ほんと良かったですよ。


これまでの春田さんのイメージとは違って、だからこう……ぇっちが少ないとか、そういう意外性に驚いてしまって神評価ではないのですが、BLが“ボーイズ・ラヴ”の略語だったことを思い出させてくれるステキな作品集です。描き下ろしが可愛いので短編で読んでる方にもオススメします!内容の分だけお値段はしますが、期待に負けないものが絶対にあると思うので、迷ってるなら手に取ってみてください。

5

どのお話も良かった!

春田先生の既刊本で唯一読んだのが「運命の番がお前だなんて」だけでした。

そしてこちらの作品集に興味を持って購入しました。イメージが全然違ってて面白かったです。

色々なタイプの恋愛のお話が入っていて、短編ながらどれもが練られていて実力のある作家さんなんだと再確認しました。

「運命の番がお前だなんて」に比べると大人しい印象の作品ばかりですが、モデルと編集者のお話とか高校生の話は読んでてキュンキュンして大好きでした。

違う春田作品をもっと読んでみたいと思ってしまいました。

1

恋は始まるまでがいい

読み終わってじわじわと萌えの余韻が押しよせてくる作品集でした。
エロを期待している人にはお勧めしませんけど、良質なラブストーリーズです。(他のレビュアー様がコメントしているように、まさにこれが、Boys Loveだなぁと。)他の春田先生の作品と比べたら、大人しめで、インパクトには欠けるかもしれませんけど、短編なのに滋味深い、噛めば噛むほどのスルメ的な作品集だと思います。

内容は、帯にある「どんな愛にも、はじまるがある。」というコメントが表している通りです。始まるまでの、不安、ドキドキ、そして始まった瞬間の幸福が感じられる1冊で、寝る前とかのひととき、ふっと手に取ってお気に入りの一篇を読んだりするのにいいです。結構分厚いのに通常コミックとそれほど変わらない価格なのでCPがいいです!(何度も楽しめるし)

個人的に好きなのは、探り合いがもどかしい陸上部DKものの「いちについて」、クリーニング屋さん男子とリーマン「夜とうらはら」、カメラ男子とイケメン大学生の「ルミノグラフ」でした。どれも恋人になる手前までが丁寧に描かれていて、とても美しいのです( *´艸`)。尊い過程をいろんなシチュエーションで堪能できます。繊細な心理描写が素晴らしいので、むしろ、普段は小説が好きという方のほうが楽しめるかもしれません。(余白や行間からイメージを広げられるような気がするので)

1

お得…!

「気まぐれと甘噛み」と「さよならフォーカス」の2冊がまとまっており、
7組のお話が1冊で読めてしまうというお得さ。

個人的には「ルミノグラフ」の岡本米津カップル推し。
将来の事を考えなければいけないタイミングにいる彼らの状況が生み出す焦燥感やふと無気力になる様子がなんとも言えず切ないんですが
諦めるのではなくそれに向き合う強さをふたりともから感じられるのがすごく良いなと思いました。

真面目なものからクスッと出来るものまで収録されているので
春田先生の魅力を幅広く感じることが出来る作品でした。

1

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