木春菊
コミック
スタイリッシュ且つ艶やかな絵に眼福しきり。
表紙が画面越しだと分かりにくいのですが、題字・唇・口紅が赤のグリッターでとても綺麗。裏表紙は題字・大和の涙がシルバーグリッターでこれまたとても美しい。
ページをめくればクールでモダン、そして麗しいとしか言い様のない画。
私は大和贔屓なので彼中心に感想を述べてしまいますが、大和と由紀夫の年末ショートストーリーがとっても良かった!
Twitterで読んではいたのですが「紙で欲しい!」と心密かに熱望していたのでとても嬉しかったです。
内容は、二人でベッドにいたところへ藍からの電話。大和が部屋においで、と招く姿は優しくて。でも、寝室は先客がいるから入っちゃダメだよと。
ベッドルームは由紀夫と大和のラブラブ空間。藍はゆっくりお風呂に入ってご飯を食べて、大和が用意してくれた寝袋ですやすや安眠。
ひとつ屋根の下で穏やかで優しく夜が更けるのがいいなぁ、と。
他にもショートストーリーや主要人物紹介のページ等があり、ファンとして嬉しい一冊になっています。
同じことを何度も書いてしまいますが、大和と由紀夫のその後が読みたい・・・!
またもやそんな願いを強くする素敵な本でした。