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大好きなボンハニシリーズもこの巻で終わりのようです。
最近の石原さんの作品は、絵が結構変わっているのと、恋愛やサスペンスの研ぎ澄まされたところも昔と違うな、と感じる部分があり、本当に好きなシリーズだけにちょっとドキドキしながら読み始めましたが、相変わらずのキレキレな漫画でストーリーも読み応えあり、納得の最終巻でした!
それぞれの理由で、若者を取り込んで怪しい動きをしている宗教団体を調査することに。
信頼関係は二人の間にしっかり出来ているものの、仕事上の関係や、彼らを取り巻く人間たちの思惑などが絡み合い、ハラハラします。
ラストで空河の大ピンチに山場を迎えて緊張が高まります。
でもハッピーエンドでよかった。
「バーボンとハニートースト」の完結巻。
2人は甘い雰囲気。大きな仕事は終わり2人のリラックスした時間。
しかし、再び2人はある事件に関わっていきます。
2巻の「箱」を託されていた大学生・工藤くん。
彼の友人が宗教絡みのセミナーに行って連絡が取れない、と竜王に依頼。
竜王がセミナーの本部に行ってみると、中から出てきたアドバイザーが何と空河で。
またまた同じ案件を別ルートで追うことになる2人です。
宗教団体自体はそれほどアブなくないんだけど、結局深く入った子たちにローンを組ませ、払えない子を人身売買的なルートに乗せる、そこに竜王と空河共に因縁のある極悪なヤクザ・織田が絡んでいて…と展開していく。
この織田が…!
空河に執着しているんですよね。そして、竜王の目の前で…!
ここでの竜王の男前さ、空河のハラの括り方。
やっぱりただの甘々カップルじゃ収まんねーな、という2人の愛の形が垣間見える。
ここで完結という事なんだけど、神がかりの「葦江」が竜王との運命的な結びつきを示唆していて、もし続くのなら葦江が絡む竜王と空河の未来が読みたい。