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最初は陽色の酷すぎる隈と表情にビビってしまいましたが、不眠症になっている原因を知って切なくなりました。
不慮の事故とはいえ、自分だけ日常に戻ることはできないですよね。真面目すぎる陽色はなおのこと気に病んだでしょう。
そんなときに出会ったカウンセラーの三尾。
彼によって救われていくのを見れて良かったです。
瀬古に抱いていた想いも綺麗に浄化されて、結婚を心から祝福出来ている陽色の表情と、その後の三尾への告白にめちゃくちゃ萌えました。
萌と迷ったんですが、ちょっと辛めの評価に。
同僚が怪我をしたことがトラウマになって眠れない、機動隊員の主人公。カウンセラーの先生のところに行ってみると、優しい美人(男)で、何故かHなことをされる。
この、Hありきのストーリーが、最近自分にはまらないみたいで、なんか辛口になってしまいます。まあ、プロのカウンセラーが、お仕事ちゃんとしてたらそうはならないよね、っていう気持ちで読んでしまって、どうものめり込めない。
でも、主人公の受けくんがちょっと可愛かったので、評価迷いました。
不眠症の陽色が上官の紹介で会ったカウンセラーに「セックス療法」をされるお話。
”不愛想で何を考えているかわからない”と言われている陽色が不眠症のせいでクマが酷く不愛想に拍車がかかってる顔が怖いけどなんとも言えない…甘やかしてやりたくなる(笑)
ちょっと天然なところやセックスの時の照れ顔は超可愛かったです!!
カウンセラーの三尾は、落ち着いていて何事もスマートで爽やかーな笑顔何に陽色をからかってる時の無邪気な笑顔にはキュンキュンしてしまいましたー!
一冊まるごと、インソムニア=不眠症をテーマにしたお話です。
私、優しげで綺麗な男が実はドSっていうのがツボで、本作の攻めはとってもタイプです。
さーらーに受けも強気な男前なのに脆いところがあって、快楽に弱いって、これまたツボに入るキャラ設定で、攻め・受け両方にギャップ萌えしてます♪
警視庁 機動隊の陽色は、自分をかばった同僚が昏睡状態になって以来、眠れなくなってしまった。
そして、上司からの命令で、しかたなくカウンセリングに行くことに。
「美人のミオ先生」っていうから女性だと思ったのに三尾(ミオ)は男。
三尾は陽色の不愛想さを「心の鎧」だと見透かし、さらに陽色がゲイであることも言い当てる!
陽色は怒って帰るけれど、催眠術をかけられた陽色は三尾のマンションを訪ね、三尾は「眠らせてあげる」とエッチなことを…
途中で催眠が解けても、三尾は「催眠術にかかるのは支配されたい欲があるから。これは治療」と言って、エッチなことを続ける。
三尾の声が心地良くて、陽色は抗うことができない。
そうして陽色は眠れない日が続くと三尾を訪ね、抱いてもらって、やっと眠れるようになる。
治療費を払ってないことに陽色が気付くと、
三尾は「強情な子を屈服させるのゾクゾクするんだ」と…(キャー♥)
三尾は陽色でも見惚れるくらいの美形で、その雰囲気のまま優しげなんだけど、強気な陽色を言いくるめちゃう強引さがあるのがステキなんですよ~♪
陽色もね、最初は意地を張ってるんだけど、グズグズにされるのが早くて意外とかわいい♪
三尾に会えない時のために三尾の匂いが残ったマフラーを貸して欲しいって、あの強気な陽色が自分では気付いてないけど、もうそれって告白してるようなものじゃんかーってキュンとしました!
(もちろん三尾は気付いてます^^)
優しげなんだけど屈服したい攻めと、強気なんだけど支配されたい受け、なんてピッタリなカップリング!
エッチなことをするための唐突なはじまりに感じたし、その後もエッチ先行な間柄に思えました。
それはそれで、好みな攻めと受けのエッチなところを楽しめてイイぞーって感じだったのですが、どうして三尾が初対面の陽色のことをするどく見透かしていたのか?それにはちゃーんとした理由があったんです。
実は同僚に恋していた陽色、その陽色のせつなくて悲しい瞳を知っていた三尾は、なにかしてあげたくてしかたがなかった。
カウンセラーとしてよりも、きっと一人の男として。
優しげなドSと見せかけて、じつは見守って、癒そうとしてくれてる三尾はますますステキです♥
同僚は無事に昏睡から目を覚ましたけれど、以前の陽色だったら、叶わぬ想いを抱えたままで瞳は寂しいままだったと思うんです。
でも三尾に出会えて、陽色は抱えていた痛みを癒すことができた。
最後まで読むと、出会いによって救われる優しいラブストーリーでした。
表紙から想像されるほどめっちゃえっち!ってことはなく、ストーリーも濡れ場もいいバランスでした。だからこそ、表紙の印象で購買層のニーズが合わなくなりそうなのがもったいないです。
受の陽色(ごめんなさい名字の漢字自信持って書けないです…)は、最初に攻の三尾が名前を間違わずに呼んだ時点で前向きな感情を持つような生い立ちだろうし、催眠にかかりやすいって設定も説得力のあるキャラクターでストンと落ちてきました。一方の三尾は執着と言うか、視界に入るために力を尽くしたって感じで、きっと、三尾のことで頭いっぱいにして眠れるようになった陽色以上に、三尾は陽色のことを想って、元気に過ごせるように考えてるんだろうなって思いました。コイツは応援できるぞ!っていうような人です。
でも、催眠とか(もっと使ってたらハピエンって感じじゃなくなっちゃうけど)、もっと生きても良い設定いくつかあった気がしたし、なにより、えむじ開脚がエロくてワァァァ(拍手喝采)って気持ちになったので、もっとエッチシーン見たかったです!!!