電子限定描き下ろし付き
やさぐれ探偵×ピュアピュア青年の幼馴染再会BL♡
仲良し幼馴染4人組の、相互スピンオフ。最近、増えてますよね。
1冊の中に、何組かのカップルのお話が入ってて、それぞれに関係性がある。
相互にスピンオフ化している。
本作もそういう形式のオムニバスとなっています。
表題作「純愛ノスタルジック」は、実は3作品めに収録されており、時系列的にも最後。
甘あま後日談となっていて。
順に、「ごっこ遊びはもうおしまい」からのスタートとなる。
友人の結婚式で再会する幼馴染4人組。
大人になって、カッコ良くなったヒデと、清楚な雰囲気の会社員、真尋のカップルのお話。
探偵になって、浮気調査をしていたヒデは、行き掛かりで、真尋を巻き込んでしまい、
真尋を庇って、大怪我をしてしまう。
見舞いに来て世話をしてくれる真尋に、気持ちを告げるヒデ。
幼ない頃から、真尋に恋していたヒデにとってはナチュラルな告白だったのだが、
男同士のアレコレにたじろぐ真尋は、性的に迫り来るヒデに大慌て‼︎
けど、つい流されてしまい。それが嫌では無いことに気付く。
「無自覚エゴイスト」は、仲良し4人組のもう一組。
人気恋愛小説家の颯真くんと、中二病的なもの言いをするミケくんカップルのお話。
ヒデと真尋のカップルに当てられたミケくんは、颯真くんに尋ねる。
「男同士で、セックス出来るのか?」
酔って、そんな事を言うミケくんに堪らなくなった颯真くんは、ついミケくんを押し倒してしまう。
それがあんまり気持ち良かったので、ミケくんは、颯真くんには恋人がいて、結構な手練れなのだと誤解をして、嫉妬してしまう。さすが、中二病。発想がナナメ上。
颯真くんは、幼ない頃からずっとミケくんが好きで。
その小説もずっと片想いの自分とミケくんをモデルに書いて来たのだった。
痴話喧嘩的な事に巻き込まれてしまうヒデと真尋。
そして、4人のその後が描かれる、表題作「純愛ノスタルジック」
片想いが小説の原動力になっていた颯真くんは、ミケくんと両想いになれた事で、
幸せ過ぎてスランプに陥る。書けなくなってしまうのだ。
「書きたいものを書けばいい。」と笑うミケくんに励まされる颯真くん。
一方、浮気調査の探偵を辞めて、子供の頃からの夢だった警察官になろうと試験勉強をするヒデ。
めでたく採用試験を突破して、真尋とのお祝いエチ♡
ホテルの電話で、「延長」と一言だけ言って、真尋がグッタリするまで抱き潰します。
真尋のバックがなかなか煽情的で、エロいです。
描き下ろしには、さらにその後の甘あま後日談♡
片想いでは無い、作品を書き上げた颯真くん。
ミケくんとのラブラブっぷりを書いたのでしょうか。その作品も好調のよう。
それを読んでいる真尋は、ヒデに「負けてらんねぇなと思って。」と、
いつもより甘く激しく抱かれてしまうというお話。
4人の中では、多分ミケくんが一番美人さんだと思うので、彼が乱れているさまを見たかったかなぁ。実際はヒデと真尋のが、エチ度は高いです。
けど、ヒデが一番性欲高そうなので、仕方ないか。笑。
エチもあるとは言え、幼ない頃から想いあってた、それぞれのカップルの恋が成就するという、
ほのぼのしいお話です。
表紙の砂糖菓子みたいな、パステルカラーがピッタリだよ。
幼なじみ4人組(2カプ)のお話。
元クラスメイトの結婚式で4人が顔をそろえたところから話はスタート。
ヒーローごっこでいつもヒーロー役だった正義感の強いヒデと途中で引っ越した真尋。
小さい頃からずっと一緒で社会人になっても同居してる颯真とミケ。
「ヒデ×真尋」再会ラブ。
結婚式で再会した時に夢だった警察官になったのかと聞かれちゃんと否定せず、後日大学を中退して探偵になっていることがバレた時も気まずそうで…
流れ的になぜここまでヒデがやさぐれているのかが理解できませんでした。
いや、真尋が引っ越したのがショックだったとは言えど・・・そこまでか!?と。
ヒデの調査対象で真尋の上司(先輩?)が浮気がバレてファミレスで刃物取り出してヒデたちに怪我を負わせるのにも、ちょっと「え?そこまでするの?」と引いちゃいました。
「颯真×ミケ」
ずっと一緒だった二人がヒデと真尋に感化され関係性がズレるのがワックワクしました。
そもそもサラリーマンのミケが未だ中二病な事に引いたけど、ドン引きすぎて一周回って(?)なんかすごく可愛かったです(笑)