Renta!限定版
石油王から求愛された!?エロティック人気ホテルマンBL続編登場
慧先生の描くイケメンはホレボレするイイ男♪
ホテルを舞台にした「エリ限シリーズ」も3作目、攻めは強気で生意気なイケメン、受けはノンケで仕事ができるイケメン、受け攻めともにツボをクリティカルヒットしてくる大好きなシリーズです!
1冊目:『エリートの理性も限界だ』
2冊目:『エリートの理性も限界だ 東京編』
3冊目:『エリートの理性も限界だ 石油王編』
1冊目はゲイ×ノンケが恋に落ちる話、2冊目は二人揃って東京に異動となり関係を深める話、そして3冊目は石油王が当て馬となって登場します。
シリーズ最初から読んでると河南×二上の苗字呼びの方がしっくりくるのですが、恋人の二人は名前呼びしてるので、レビューも名前呼びで。
ホテルドアマンの浅黄と、フロントクラークの保貴は一緒に住む恋人同士。
勤務時間は不規則でも一緒に住んで愛を育んでます。
シリーズ当初は生意気だった浅黄も保貴にベタ惚れなワンコに、保貴も浅黄の匂いでスイッチが入っちゃうすっかり抱かれる側になってます。
そんな時、ホテル事業で連携もしている石油王実業家・マフディが最上階のクラブフロアに滞在することに。
ヘルプに入ることになった保貴は、いい経験ができると気合を入れたものの、マフディ様から気に入られてしまって…
さすがに保貴も突っぱねるのだけど、首筋につけられたキスマークを浅黄に見られてしまうし、マフディ様ご指名で専属にさせられたことも浅黄に言い出せない。
心配させたくない、物分かりがいいフリをしなきゃって、お互いが気づかっているゆえのすれ違い。
そんな二人の溝に、マフディ様が勉強したがっている保貴に海外研修のエサに割り込もうとします!
1ヶ月の短期だし、保貴も自分のために、浅黄とすれ違ったままカナダに旅立ちます。
でもマフディ様も俺様全開で攻めてくるわけでなく、あのマジメ然とした保貴が浅黄の声を聞いて一人エッチしたり、それがたまらなくなって浅黄が無理をして会いにきたり…
石油王様でも間に入ることなんてできないくらい、浅黄と保貴はしっかり結びついてます。
ずっと一緒にいて、一緒にスキルを高め合っていく目標みたいなものも見えてきて、本当に安定した感じの二人です。
恋人になってから関係を深めていく話は大好きだし、イザコザが見たいわけではないけれど、この二人は安定感がありすぎて、恋人になるまでがクライマックスだったかなぁって感じがします。
生意気だった河南(浅黄)、ノンケらしかった二上さん(保貴)の方が魅力的に感じます…
あと褐色石油王のマフディ様、とっても素敵で、あんなに権力行使できる強者なのに、当て馬脇キャラだけで終わってしまうのはもったいない。
私としてはマフディ様救済ストーリーが読みたいところ。
(褐色肌のスケベシーンも見たい!)
でも新シリーズ「ホテル王はそれを我慢しない」は、『東京編』で保貴のライバルとして登場していた陣野の話なんですね。
お相手はラスベガスのホテル王、マフディ様に劣らないセレブに、上昇志向で意地っ張りな陣野がどう振り回されるのか、それはそれで楽しみです。
※フルールの無料連載で1・2話公開中です。
同棲してお互い名前呼びで、交際順調な2人に初めての当て馬登場です。
でもですねマフディが二上を好きになる理由が弱すぎました。アラブの実業家が危ない人にしか見えませんでした。
後に二上の企画力とかを評価してたのは分かりました。ただ研修への引き抜き方とかが粘着質なおっちゃんを見てるようでした。
美形なのに残念な人になってしまってました。
マフディのカナダのホテルで研修した二上は、河南と海外で働く事を目標として考え始めます。
それだけはマフディ褒められるかな。
マフディに言い寄られた二上が不安定になって、河南にやたらと求めるエッチがやたら多い最新巻でした。
ずっと、所謂お仕事BLの括りで読んでいたので、イキナリの「石油王編」は、無いわーって、
ちょっと引いていて。分冊版の時から、どうしちゃったんだろー?とか。
嫌いじゃないけど、「石油王」って、トンデモ設定じゃん‼︎とか。
慧先生って、そういうトンデモもまぁまぁ描かないことも無いから、とか。
色々考えちゃってたのですが、結論から申し上げますと、いつものごとく、お仕事BLでした!
石油王・マフディ様は、石油ファタジー言うほどの絢爛さは見せず。(多分、参考になる様な取材も出来なかったでしょうし、その為の勉強もしてなかったと見受けられ。)フツーに褐色のビジネスマン。
二上に一目惚れしたと本人が言うほどの執着も見せず。
心を酔わせるほどの口説き文句を囁くでも無く。
さっさと退場します。
別に石油王じゃ無くても良かったのでは…。
このタイトルは、良くも悪くもナナメ上の想像を掻き立てられます。
油断していた二上は、キスマークの一つもつけられて、浅黄を怒らせたりしますが、
まぁ、彼にしたって、本気で二上を信じられないわけでは無いし。
ホテルのホスピタリティにとって、海外は日本よりまだまだ学ぶ事も多いので、
いつか二人で、海外のホテルでも仕事をしたいね、っていう共通の夢があるのは変りなく。
一足先に1ヶ月だけだが、二上にカナダでの研修の機会が訪れる。
それは、ホテル産業にも広く手腕を発揮しているマフディ様との繋がりあってこそ。
付き合ってから始めて1ヶ月離れている状態に置かれたっていうだけの二人でしたが。
そう、たった1ヶ月なのに。仕事をしていたらたった1ヶ月なのに。
浅黄はカナダまで会いに来ちゃたりします。情熱的ですね♡
カナダって、同性婚が認められているので、外でもカップルは自然にしている。
そういうのも良いなぁって、二人も思っていたりしていて。
仕事もそうですが、やはり海外へいずれ出て行くことになるのでしょう。
日本もいつか、そういう多様性を自然に認められて行く様な社会になれば良いですね。
合間に、二上をやたらライバル視していた陣野さんも段々と柔和になっていたり。
もう、仲間内では二人が付き合っている事は周知の事実として受け入れられているので、
ここでも働き易そうです。
夜勤明けモーニングって、ホテルマンあるあるなのかな。
おまけの「温泉旅館編」での去り際の整え方、というのもホテルマンあるあるなのか?と
気になります。こういうお仕事あるあるはもっと読んでみたい。
石油王が色々邪魔する回。
二上を気に入った石油王、マフディが、二人のホテルへ。二上を担当にしてセクハラしまくるも、あげくのはてにアメリカのホテルに研修で引き抜き?
二上は勉強のためと、1ヶ月のアメリカ行きを決意。二人の間に波風が。
結局、信頼してくれということで、マフディを振って戻ってくくる二上でした。
石油王っていうわりにアラブ感はほとんどなく、マフディの顔が褐色トーンっていうくらいかな?ホテル経営者として描かれていました。
三作目らしく二人の愛の成長(?)を実感できるお話でしたね。
「信じてるけど・・・」的なモヤモヤやソワソワが可愛かったですねー。
今回サブタイトルにもなったメイン当て馬さんは、見事なまでのウザさ!!
保貴をイラっとさせるほどの自己中&自信家。
ここまでイラつかせる当て馬にはここ最近お目にかかっていませんでしたねー。
けど保貴のTELオナを引き出させた原因をつくてくれたのでそこは感謝です(笑)
相手を想うだけじゃなくて”一緒にいること”の安心感や充足感を実感した二人が見事に尊かったです。