電子限定特典付き
「健気ワンコDKx喫茶店の美人店長」。
店長の友人である、バーのマスターがアゴ髭メガネイケオジー!ひゃっほう。
本庄さん、こんなキャラも描かれるんだ?!イケオジ本棚直行です。
とにかく攻めの髪型が好き(受けのもだけど)。
黒髪でツーブロなんですよ?!
それで健気でずっと一人の男性を想い続けてるなんて、ギャップ萌え大好物です。
受けが歪んだ性癖になった理由付けが弱いというご意見もありましたが、私はちゃんと理解できました。
一番好きだった人(攻めの○○」に想いを伝える勇気がなくて、とにかく誰かと体を…っていう心情、分からなくはないです。
攻めに好きって素直に言えないのも、「もしかしたら○○の代わりなんじゃないか」って思われるのが怖かっただけじゃなくて、自分自身も攻めを代わりにしてしまうのが怖かったから(実際は代わりなんかじゃないのに)。
<一番グッときた箇所>
攻めがせっかくキスするチャンスがあったのにしなかったこと。
「今キスしたって好きになってくれるわけじゃない」って言うんですよ…。
本庄さん…わかってらっしゃる!
サブキャラであるマスターがあまりにも好みドストライクだったのと、攻めの髪型とセリフがすごく良かったので、おまけの☆5です。
<注意点>
・両想いになる前にセフレやモブとの本番あり
・えrマシマシです!本庄さんにしては珍しい!(おっとヨダレが
<特に心に残った言葉>
「誰かの代わりになんて ならなくていい」「人生だって 進路だって 自分だけのものなんだ」
幼い頃から高校生になった今も誠一を想い続ける悠の一途さは健気で良かったし、すぐムキになるところは可愛くもあって応援したい気持ちでしたが
すごくシリアスに描かれている誠一の"どん底"がわかりにくかったです。
夜眠れない、被虐趣味がある、というのと
悠の父親のことを好きだったというのはどう繋がるのかわからず。
悠の父親に気持ちを伝える勇気がないからいい加減に快楽を求めていた、と言ってますが
それとこれとは別なんじゃないかな…。
バーで眠剤の話をしてきた男も本当は何者か謎だし、誠一の友達も悠に丸投げして少しも力になってくれなかったことに疑問を感じます。
色々細かいところを気にし出すときりがなかったのが残念でした。
攻めが小学生くらいの時からずっと受けを好き、というシチュが大好きで購入しましたが今ひとつでした…。
幼い頃、受けに一目惚れした攻め。
歳の差は一回りほどで、多忙な両親に代わり遊んでくれた優しい受けに想いを寄せて数年…。
受けの営む喫茶店へ通う姿がワンコで可愛い!
しかし、ずっと一途に想ってくれる攻めのことを自分も好きなのに、その純粋な思いも人生も汚してしまうと受けは告白を断り続けます。
というのも、初めに付き合った人に拒絶されたトラウマと、攻めの父親が好きだったのが原因。
自暴自棄になって睡眠薬が手放せなくなったり、自分を痛めつけるように相手にハードなプレイを要求したり…と、不特定多数との不毛な体の関係だけを続けるのが痛々しい…。
それを知った攻めは、落ち込むし悩みます。
何度告白しても振られて、でも思い直してもう一度…と葛藤するシーンは高校生らしくてとても良かったです。
最後はちゃんと報われてハピエン…のはずなのに、なぜかスッキリしないのは少し盛り上がりに欠けたのと途中の違和感のせい…?
話の流れは嫌いではないのですが、どれも中途半端だったなと感じました。
とてつもなくどん底にいるテンションで語られているわりには誠一に悲壮感はそこまで感じません。
こんなことするのは嫌だけど快楽を求める身体には抗えない!!というのもないので、好きでやってるなら別にいいじゃんと思ってしまいます。
不眠描写も弱いかなぁと。
攻めの親が好きだった設定ももっと深掘りしていいのでは。
淫乱になった経緯もサラッと流れ、納得のいかないままいつの間にかハッピーエンド。
せっかく丸ごと1冊ぶんあるのだから、一つ一つの設定をもっと振り切ってより濃厚なお話であれば良かったのになーと思いました。
こちらの作家さまは絵柄が綺麗で、この作品の受けも大変に美形で好みでした。が、受けの被虐趣味の設定が曖昧すぎて、頭に疑問符が消えないまま終わった感じです。チラッと見せられる意味深なコマで、受けの性癖につながるトラウマ過去があったのでは、と思わせておいて…何もなかったです!え?攻めの父親のせい?
この受け、こんなにめちゃくちゃにされたいという性癖があるのがデフォなら、高校生の攻め一人では役不足なんでは…
なんだか何が言いたいお話なのか全くわからないままで、二人がくっついても何の感情もわかなかったです。