間延び感。
恋愛というより音楽、進路悩みが中心の8巻。
BLを購入してまで読んでる人の年齢層からすると、この高校生特有の進路の悩みはもっとすっ飛ばしてもよいというか、散っっ々様々な非BL作品で踏んできてるから「あーこの展開ね。そういう葛藤あるよね。ハイハイ。」という感じになってしまうと感じた。
むしろ8巻も進んでいてそこなの!?という脱力感…。
読者が同世代や二十代前半とか若い人なら刺さるとは思う。
作者さんがターゲットにしてるのはその辺の層なのか?
世界観は素敵なんですが個人的には物足りなさを感じる。
あと単純に世の中に吐いて捨てるほどいるバンドのデビューってタイミングが命だと思うので、スカウトさんが結論だすまで待っててくれるってあり得ないんじゃないかと、そこがなんだか一番気になってしまった。