子連れオオカミがハマり、作家買いしたんですが、、、買って良かった!!
最近は同人を経てデビューする方も多いから新人といえども絵が上手い作家さんもいたりするけど(井上さんは同人出身なんでしょうか??)
上手いね~、デッサンに狂いが無いし、背景もしかり、キャラが立ってる!
はぁ~凄いな。
絵は青年漫画っぽいというか、劇画ぽいっというか、レディコミぽさもあり、あまりBLでは見ない絵柄です。
そして、エロの画力の高さがブッチギリです。ふとももとか腹筋とかリアルでエロい、湿った息使いまで伝わるような。
そして、表情が魅力的なの!!視線の色っぽさたるやたまりません!!
絵があまりに好きなんで絵の事ばっかですが、ストーリーもいいですよ。
ただ、よく読まないとちょっと解りつらい部分があることも確か。
でも読ませてしまう吸引力!キャラが魅力的なんですよね~。
五樹先生のエロエロマシーンなのにウブなギャップはBL的ともいえる。
それを戸川くんの今時の冷めててフツーな感じが斬新です。戸川くんの普通さがなんかすっごいリアルなんですよね~。
私は大体BL読むときは攻め目線なんですが、五樹先生の「抱くよ?」にはデ、デレるぅ~(>_<)くそうっ、抱かれたいぜ~!!
表題作以外では、102が好きですね。
まっすぐ負けん気ちびっ子攻め×ツンツンクールビューティー受け。
ツンツン受けが一人でシクシク泣いてたり、好きって言ってって頬染めたり、激萌え!!
ツンデレスキーは是非っ。
そして、すべての作品で眼鏡男子登場なので、眼鏡スキーさんには堪らん事なっとります。眼鏡好きの私はそりゃもう堪らんです。ごちそう様でした。
受けがとにかく酷い目にあって可哀想なのはいとう先生デフォルトなんですが、、今作もかなり可哀想な目にあってます。昔の少女マンガか昼メロかってな可哀想っぷり。
でも、それを乗り越えてのハッピーが堪らんのですよ、、。ってドMか私。
いとう先生の王道不幸てんこ盛りものが結構好きです。
これが、少女マンガとかだとちっとも面白くないのに、、なんでだろ?腐女子の不思議。
瑞樹が健気で泣けるんです。
学校ではいじめられ、家でも疎ましがられ、常に冷たい視線に晒され、一人異国の地で孤独な瑞樹。
でも、そんな境遇にも決して挫けず、努力すればきっとうまくいくと信じて頑張る瑞樹。
いいこなんだよ~。
そんな瑞樹に義兄のアルフレッドは次第に惹かれていき、、。
瑞樹を危惧した義兄のエドワードは瑞樹を罠にかける。
もうねぇ、エドワード、鬼っ!!酷いよあんた。
まあ、エドワードはエドワードで長年アルフレッドを愛しているわけなんだけどさあ、、。
エドワードの罠に嵌る辺りから、瑞樹が可哀想すぎて胸が痛くなる。
唯一の光であるアルフレッドを失ってからは瑞樹はもう頑張る事も出来なくなってしまうのです。
んで、更に誤解したアルフレッドに無理やりヤラれちゃうし、それも結構酷いし、てんこ盛り盛りです。
不幸健気受けが大好物な私はかなり萌えました。
ですが~、死ぬよってなくらいに追い詰められちゃうんで人によっては地雷かも?お気を付け下さい。
可哀想なんだけど、可哀想なほど萌えるんですよね~、ま、ラストはハッピーなんで安心です。
この作品はキャクティングがナイス!
神谷くんがマジで凄い!今作でファンになりましたよ。
とうとう、BLCDにまで手を出してしまったのねん、、だって渋谷のTUTAYAにあったんだもん、、。借りてまうやろ~!!
神谷くんつったら、夏目の声の人ね!(アニメにうとい)位の知識だったのですが、、夏目の声の人が、こんな、こんな、、。
とんでもなく色っぺぇ~、妖艶。
で、す、がっ、冬貴は妖艶で淫乱なだけではないのです。
常人を超える神々しさ、汚しても決して失わない清廉さを持つ冬貴を神谷くんは見事に演じきっていて、もうすごいとしか言いようがない。
ほんとっ神谷くんは独特の美しさがあるよねぇ~、淫らであっても清らかで美しい~、まいりました。
義康との別れ際に、『ただ求め合うだけの何が悪い』にぞわわわ~っ、鳥肌~!
もちろん、遊佐さんの義康も素敵ですよ。
そして、脇の嵯峨野先生がなかなか存在感があります!GJ!
音楽もね~、いいんだよ。ピアノの切ない旋律が世界観にハマって、美しいの。
音楽が安って感じだと萎えちゃうよね。
全てにおいて抜かり無し、完璧。
因みにこのシリーズは小説の一作目『この罪深き夜に』しか読んでませんが、全然大丈夫でした。今作から入っても問題ないと思います。
義康(攻)目線で物語が進むので、報われない義康が可哀想になり、冬貴の気持ちが謎でしたが、、。
ラスト間際の冬貴独白シーンで、、
アホはおまえじゃ~義康っ!!
冬貴の気持ちが切なくて切なくて、、(涙)
互いに気持ちはあったのに、冬貴が美しすぎて、更に常人とは違う能力をもっていたが故に、普通に心がある事に義康は気がつかなかった、、。
いつでも、冬貴は義康を待っていたのに。
神谷くんの泣き演技、グッときた。切なっ。
バカバカ。義康のバカっ!
あ~、想いが通じてよかったよ~。
不思議妖精パパ冬貴の謎も解けたし!
とってもよい作品でした。
3時間大河ドラマ観たくらいのミッシリ感にお腹いっぱいです。
今作でかなり神谷くんにやられ、ウィキってググりまくったわ~、こうして皆腐ってゆくのね、、。
サイン会に行ってきてホクホクなのさ~。素敵な方でしたよ。えへへ。
しかも、、絵を描いてくれるなんて、、有難たすぎる!!有難うございました。
ストーリーについてはレビュ挙がってるので、割愛。
最近は同人でキャリアを積んでる作家さんも多く、新人でも絵のうまい作家さんは多いのですが、中でも鬼嶋さんの絵の巧さは頭一つ抜けてる気がします。
しかも、個性的。ラフさもありながら繊細。そして、鬼嶋さんといったらマッチョ!!
私的にはマッチョよりもエロ繊細系(ロン毛だと尚萌)がツボなんですが、読者のニーズがねぇ。
今作では、ちょっとタッチが変わったような、、表情がすごいいいんですよ、恥じらいと色っぽさが絶妙!!
そして、思いがけん属性&エロさにびっくりしたわー。
男性向け並みのエロ。きゃあ!最初直視出来なかったよ(汗っ)
ストーリーも以前よりエロに待ってく為の中にも、萌どころがあり、しかもそれが変化球だったりしてなかなか楽しめます。
私はもう画だけでも惹きつけられちゃうっていうか、吸引力があって力ずくで読まされちゃう感じ。
わたなべあじあさんもそんな感じなんですが。
お二人ともいい体描く。
これからも流行の萌や属性なんて無視して我が道を進んでもらいたいものです。
じっとりしっとり切なエロいのが鬼嶋さんの絵でいつか読みたい、しかもヤンデレで。
アルクさんは短編もいい!!良すぎて長編で読みたい、続きが気になる~、もっと膨らませて是非とも長編で読みたいよぅ、、そんな作品ばかりでした。
中でも表題作がツボに入りまくりで、短い話なのにウルっと。この話が好き過ぎるので神評価。
『極東追憶博物館』
博物館で働く天涯孤独な康夫の手に恋をしたグレゴリー。
グレゴリーに断りの手紙を書く康夫の気持ちが切ない。
一言自分が男だと言えばいいのに、手紙を書くのは、愛されたままで居たかったからなんでしょうね。
グレゴリーが愛を説けば説くほど、、康夫は苦しくて、、。
グレゴリーを愛してしまう康夫の孤独さに胸が切なくなりました。
そしてラスト、康夫はグレゴリーに、、。
ハラハラしたけどラストはハッピー。ああ、ホッとした、、。
寂れた博物館の設定が効いています。童謡を歌うシーンとか、、ハッとさせるシーンを描くよね~、アルクさんは。
『ギャンブラー大竹』
イケメンで頭もいいのに自堕落な生活を送る大竹。
大竹の世話を焼く友人。バレバレなのに好きだと言えない恋に純な大竹が可愛い~。
『シュミジエ』
恋がわからないテーラーのクロード。
初めての恋にテンパリまくり!頬染めて泣き崩れるクロードに鬼萌え~。
『役に立たない人』
役に立つって、、そんなあんた!って思ったけど、嫁にするなら良し!
『恋蜘蛛』
かつての旧友に妾にされた雪也。だが、男は2年も何もしなかったのに、突然雪也を抱き、、。二人の思いは通じたのかも知れないが、悲劇的な未来が待ち受けてそう。
しっとりと切ない雰囲気が素敵。
『ウルトラマリン~』、『アクアマリン~』
仕事人間の深海の前に人魚と名乗る青年が現れた!ファンタジーです。
いろいろびっくりです。謎が多いので長編でじっくり読みたいよ~!!
金魚と話す人魚がツボりました。
この二人はどうなっちゃうのでしょう?一つになって海へ還るのかな?
『楽しい俳句教室』
カワユイ俳句の先生とちょっとチャラいサラリーマンの話。ラブコメ。
先生のカワイコちゃんぶりにドキューン!
どの話も面白かった!やっぱりアルクさんが好きです!もう、好き過ぎな位好きだ~!!
まだまだ、書籍化されてない短編があるので、本にしてほしいよ~!!
ネコ×ネコの話。
一度目読んだときは萌でしたが、二度目でジワジワと、、。
設定が珍しくて、しかもちゃんと生きていて、こんな作品を書いてくれる村上さんてば、、もう神くれちゃるわ!!
甘いかな、、?かなり主観的な評価です。
ちょっと地味な気もしてた村上さんですが、よかったわ~。
ネコ同士だけど女々しくもないし、ちゃんと男同士なんだけど、少女マンガ的キュン盛り沢山。
キュンコマ、キュンセリフ、もうキュンキュンしっぱなしですよ。
朋記がちゃんと男の子なのに、もう可愛くて可愛くて!!
萌どころも沢山ありますが、話がいいんですよ。
「自分が下だと思ったのって、、いつだった?」って朋記が聞いて泣いちゃうくだり。
ああそうか、ゲイである葛藤にも色々あるんだなあ~。
ゲイだなんて、しかも抱かれたいなんて。
ゲイを自覚したばかりの朋記の抱える不安さ孤独さ。
誰だって自分の事を認めてもらいたい。おかしくないよって言ってもらいたいよね(泣)
ゲイじゃなくたってその気持ちは解かるよぅ。胸がキュッとしました。
少女マンガっぽいのに、妙にリアルだったり。
匙加減が絶妙なんです。
好きな人がいるのに、ちょっと優しくしてくれた人を好きになってしまう。
安易になりがちな話をすんなりと有り!好きになるっちゅーの!!と思わせるのは、細やかな描写のなせる技だ。
朋記の「かなわない恋はしちゃいけないのか?」にドキュ~ン!!
ザ・少女マンガなセリフにトキメキゲージガン上がり!そんな、村上ワールドが大好きです!!
人生で一度は言ってみたい萌セリフ~。そんで、泣きながらダッシュすんのさ、、(妄想)
わわわ、どーしよ。エロエロBLも結構読んだけど、これは、結構エロいねぇ。
なんか焦りました(汗っ)
これは、見つからないように隠しとこ~っと、と一人暮らしなんだけどね。
男性向きエロのごとく、即Hな流れなんですが、ちゃんとキュンがあって萌えるんですよ。そこが、すごい。
AVを早送りしてエロだけ観る様に男性はエロだけでもいいんでしょうが、女性は過程あってのエロじゃないとね。
何が良かったって、一見、受攻逆かなっ?て思うようなカプ(全部じゃないが)。
可愛い系×クール系なんですぅ~!!
特に、デバガメ先輩&後輩の話が良かったな~。
親友に片思いしてるのに、後輩とセックスフレンド状態。
イケメンクールな先輩のエロ顔が、も、萌えるわ~。
この先輩、超可愛い!ドストライクだよ!堪んない!そりゃ、好きになっちゃうわ。
井ノ本さんはエロ顔のバリエーションがすごい!
辛そうな顔も気持ち良さそうな顔も、表情だけでもイケますわ。
エロでちょっと切なくて甘い。
エロエロ作品って一読したら、読み返さない作品が多いけど、これはなんか何度も読んじゃうな。
ドキドキしながら。(色んな意味で)
ひたすら、エロエロな話。
でも、エロで読ませるほど濃くもなく、薄いおかゆをどんどん入れられるような感じ。
受はいじめにあう最中、正体不明の男(複数プレイ有)に犯され続けるのだが、その男はなんと自分に唯一優しくしてくれる友人だった。
その後もイヤイヤ抱かれるが、受は快楽に溺れ、攻を離したくなってしまう。受の方がエロくなるという話。
もう何がダメだったかって、愛ないじゃないだろ~ってのと、エロが言葉攻めで進んで行く事。
「僕のア○○ちゃん」
「らめぇ~」とか、、らめぇ~って、、超萎えた。
言葉攻め嫌いじゃないんですが、ボキャブラリーのセンス的に無理~。ああ、本当無理、、。アウアウ(T_T)
読んだ事をこれほど後悔した事もない。
作家さんというものを基本尊敬しているので、あまり辛辣な事は言いたくないんですけどねぇ~。