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_(:3」∠)_

セクシャルマイノリティの在り方を改めて考えさせてくれた作品の第1巻。
一般的にBLと呼ばれるような要素はなく、それを期待しちゃうとアカン感じです。

重い内容なんじゃないかとページをめくるまでに時間がかかりましたが、読みはじめると一気に読了。起承転結が割とわかりやすく組まれていて、読み進めるごとに深みが増していきます。

主人公の三島太志の前向きな性格も好感が持て、ストーリーも「クスッ」と笑いを誘う作者独特のギャグも程よくブレンドされ読みやすかったです。(個人的には映画監督の矢口史靖作品のユニークなノリに似たものを感じた)

線の粗さも、ここでは田舎の芋臭さをいい具合で表現するひとつの要因になっていて、この作者さんにしかだせない描写じゃないかなと思ったり。

登場人物の色や役割もハッキリとわかり、「なんだよー、こんなキャラどっかでみたよー」という既視感がなく飽きることがなかったです。
イケメン変態なんかパンチが効いててこの作品を強烈に印象付けるキャラになっています。衝撃。(個人的には好きなゲームに出てくる押しメンに似てて威力が3割増し。笑撃。)

1巻ではまだ核の部分に触れておらず、締めにいたっては「ふぁ!!?ここで終わるん??!マジかー!!!」となるくらい卑怯な感じになっています。が、1巻と2巻の収録ページ数のアンバランス差に、ここでやっと納得できた私。
(値段一緒かよーとか思ってた悲しみ。(・▽・)<セコイ
2巻に手が伸びるのも時間はかかりませんでした。

このレビューを書いてる時点ですでに2巻を読み終えているので何と言ったらいいかわからないですが、うん、2巻も良いです。

青春のヒューマンドラマの結末、すごく心に響きます。



突然とさりげない不可解さ

毛魂一直線先生の前名義で出版されたブログ本(漫画とブログが約半々)です。

BLをまだ手にしていない数年前、同人誌を買ったことすらない私が「り・ぼーん」を読んでいるというだけで友人に「好きだから。お前、絶対好きだから。」と、(強引に)貸してくれた本です。

BLも同人もまったく興味がなく何の期待もせず読みはじめましたが、この本はやばかった。見開きのカバーに描かれている4コマからヤバかった。

守護者キャラ達の不可解な行動(ギャグ)にいちいち巻き込まれる主人公。とても不憫です(笑)。そしてその主人公がすかさず入れるツッコミが、適確かつ鋭く冴えていて本当に面白い。

ギャグBL(BL要素は薄い)のファンブックだけあってキャラ崩壊は否めませんが、個々の持つ色は損なっておらず、キャラの言動・行動も「これはなんかわかるぞw」と思ってしまう絶妙なバランスがとても良い。

ギャグの方向性としてはガンガン押していくスピード&パワー系で、作者さんの持つ独特の視点から投下された予測できないネタが笑いを誘います。
このネタがもう…、本当、センスとしか言いようがない。
こういった視点からギャグを描ける漫画家先生は一般でも殆どいないんじゃないかな…。

昨今はシュール系ギャグ漫画が一般流行し(BLギャグ漫画は殆ど読んでいないため比較材料ナシです;)、テンション高めのギャグ漫画はキッズ向けを除きかなり減ってしまいましたが、減ってしまったからこそ、こういった趣向のギャグを新鮮な感覚で読むことができるんじゃないかと思います。(もちろん元ネタありきですが^^;)

ブログの方も最初は読む気はなかったのですが、漫画を読んだ後、
「この作者の思考を育てた環境が気になる…」
と思い読み始めたのですが、、、笑えます。

「なんでこんなミラクルが身に起こるのw」と少し羨ましくなるくらいの出来事多数で、なんだか色々納得してしまいました。
漫画→ブログの順に読むのがお勧めです。

べた褒めしましたが、中にはテンション高めのギャグ漫画が合わない方もいらっしるはずなので、あくまでも「すごく私の好みだった」という事で宜しくおねがいします。

ファー長くなっちゃったー

同級生 コミック

中村明日美子 

まろやかに炭酸

水面に写したような透明感が印象に残る作品でした。
ふとしたことで広がった波紋も、柔く、暖かに、かつ微炭酸を含ませて静まっていく二人の関係が心をホッコリとさせます。
不安や戸惑いで沈んでしまっても、差し込んでくるものはまさしく「ヒカリ」だなんて。
明日美子先生にまんまとやられてしまいました。(いい意味で)