初読み作家さんです。
表紙と題名がちょっとレジに持って行き辛かったです(笑)
表題作4話+描き下ろし と 同時収録作品3話です。
どちらも王道的なストーリー展開ですが面白く最後まで読めました♪
表題作のEDヤンキーは
ドSのバー経営:誠二 × 高校生ヤンキー(ED):真央
のお話です。
誠二のバーの前に真央が倒れており、その原因がEDで彼女に振られ自棄になり精力増強サプリを呑んだ為との事。
最初は優しく介抱してましたが、真央の元彼女に対する純粋で誠実な想いに誠二は心を打たれます。
そして、真央を美味しくいただきました。精力増強サプリを呑んだ真央もまんざらでもない様子。
事後、真央の裸の写真を撮り、後日その写真を餌に真央を脅しエッチな事をしていくのでした。
受けの真央はヤンキー設定ですが、見た目(ピアス)と喧嘩っ早い所以外は普通の男子高校生な感じでした。ご飯を食べる前と後に必ず手を合わせる真面目な一面も持っていて好感が持てるキャラです。
誠二に脅されて始まった体の関係に快楽に段々と溺れていってる姿が可愛かったです。
後半でEDも治って良かったです。
攻めの誠二は、一見余裕があってしっかりしてそうなんだけど意外とダメな大人。
本気で真央に惚れてるのに、事後の写真で脅す事で関係を保とうとするし。
真央に出会う前までは「自分になびかない相手を攻略して自分に惚れさせる」のを楽しんでいるサイテーな人だった模様……。
そして、毎回事後に食事を提供し真央の胃袋を掴むことに成功!
本編でも描き下ろしでも誠二の方が真央にかなり依存している様子が伺えます。
同時収録作品は
クラスの人気者:高城 × 声優オタク:菅野
の これまたじれったい高校生同士のお話です。
菅野はクラスメイトの高城に勉強を教えて欲しいと頼まれ、嬉しさのあまり興奮してしまう。
なぜなら、高城は菅野の大好きな声優「春井 颯真」の声にそっくりで……。
このお話も受けが攻めに襲われてから始まるストーリーです。
高城は菅野の事が好きすぎて、自分と似た声の従兄「春井颯真」に嫉妬爆発して菅野を襲います。
何やかんやありつつも最後は、菅野も高城が好きなのでハッピーエンドです♪
高城は常に独占欲剥き出しですが、菅野は結構控えめ……。
しかし、2~3話では菅野の独占欲が表に出てくるストーリー展開で読み応えありました。
それにしても、この二人学校でばかり致しております(笑)
ほかの生徒とか先生に見つからないか心配です(;´Д`)
受けへの愛情と独占欲の強い攻めが好みの方は是非この本を読んでいただきたいです!
彼女に振られEDとなってしまったアホの子:智弥
兄の友人でマッサージ師(ゴールドフィンガー):隼人
上記二人の 可愛らしくて話のテンポが良くてエロエロな ko先生らしい作品です。
初回のマッサージでアナルに指を入れられても治療だからと言われて納得する智弥。
この子完全にアホの子だーー!と思うも、智弥の性格は可愛いんです。
一回目の施術(笑)の後 別れ際に「今日すっごくすっごく気持ちよかったです!!」と正直な自分の気持ちを伝える素直さ。
普段は明け透けな物言いで何でも思ったことを話すのに、隼人が自分との関係(男との性処理)に悩んでいるのではないかと真面目に悩む姿。
一番好きな場面は、抱かれる為(まだ付き合ってません)に隼人の家へ行った智弥が隼人に「智くん かわいい」と言われ、恥ずか死にそうなほど転げまわるシーンです。
後の告白シーンでも智弥はお酒の力を借りて隼人に告白してますし、あんなに明け透けで恥じらい無さそうな子なのに、真剣に好意を伝えるor伝えられる場面になると途端に恥ずかしくなるタイプらしいですね。智弥の おバカ素直部分と真面目恥じらい部分の塩梅が絶妙で可愛いのです。
一方、隼人は最初こそ いきなり智弥のお尻に指ズボっとしてましたが、その後は智弥に色々と振り回されていきます…。施術中智弥に欲情しても頑張って抑えて理性を保とうとする優しい人です。
智弥の事が大好きな想いが溢れていて、それが読者にも伝わってきました。
この隼人と智弥がお似合いのカップルで可愛くて、ずっと二人の様子を見ていられる気がします。
そして……
毎話 智弥とその同僚の会話が必ず入っているのですが、それがコントのように面白い!
是非必見です。
元々購入予定は無かったのですが表紙のエロさに惹かれて購入しました。
初読みの作家さんだったので、表紙の印象でエロは凄そうだけど内容はどうなんだろうと不安に思いながら読んでみました。
結果……素晴らしい!面白い!エロい!受けの子可愛い!攻め様カッコイイ!の大満足です。
表題作3話+描き下ろし と 同時収録作品2話 となっています。
「おもちゃなんかでイくわけない」と豪語するAV男優の受:りょう が アダルトグッズ役員&元カリスマAV男優の攻:古賀 におもちゃのモニターを頼まれる事から始まります。
おもちゃのモニターという勝負を受け、気合十分に挑戦的だった受ですが……
次のページを捲ったら、もうトロトロにおもちゃでイかされまくってました。
一瞬ページを飛ばしてしまったのかと思うほどの即オチです♪
気持ちよすぎてイきすぎた受の射精をみた攻の「精液というよりもうほとんど水ですね」というセリフが最高に性癖です。
そして、普段生意気な受けが、あまりの快感に意識を保てなくなって ぐちゃぐちゃに泣きながら攻に縋りつく姿がとっても可愛いです!
この表題作で一番の"萌え"は、攻が受(年下)の名前を「寿様(苗字+様 )」と呼ぶところです。元々モニターに協力してくれるお客様という流れで この呼び方になったのですが、モニター終了後も攻は「寿様」のままで接しています。
ほぼ最後のページになるまで名前呼びにならないのですが、攻が(受をぐちゃぐちゃにイかせながらも)相手をしっかりと尊重している事が伝わってきます。
※描き下ろし では、二人はラブラブに付き合っており名前の呼び方も「りょう君」となっていました(*'ω'*)
このように攻が受を大事に思っていることが感じられる描写が多々あり、大変嬉しいです!
エロは当然多めですし、3話と短い話数の中でしっかりと内容が描かれているので読み応え十分だと思います。
表紙でちょっと買いづらいかとは思いますが、絶対読んで後悔しない神作品です!
恥ずかしい方は他の本の間に挟んだりしてカモフラージュしながら是非レジに持って行ってください。
この作品は巻数を重ねるごとに神漫画になっていくのだと確信しています。
1巻もとても面白かったのですが、2巻は更に展開に深みが増していってるように思います。
前回は 蛇淵先生→→→→←←矢部たん な矢印状況かと思っていたのですが違いました。
今回完全に 蛇淵先生→→→←←←←←矢部たん だという事が発覚しました。
蛇淵先生は変わらず「好き好き」言って矢部たんとセックスしたり、部屋の合鍵を渡したりしてラブラブなのですが、読者は何かモヤモヤするものがありました。先生の言葉は本当で一生懸命な好きって気持ちも伝わってくるのですが、何かが違う…。
そのモヤモヤの正体は、ハジメちゃんが矢部に忠告する「先生って口ではすげぇいいこと言うけどさ(中略)言葉に気持ちが追いついてない気がすんだよね」このセリフに表されているのでしょう。
あと衝撃的な新キャラ:加古谷先生 登場です!
修学旅行で早速加古谷先生に二人の関係がバレてしまいます。
矢部が加古谷先生に「君見た目よりビッチだよね」と言われ、しくしく落ち込む姿が面白かったです。
この加古谷先生も中々の強者で、奥さんと娘二人が居るのにもかかわらず各地に浮気相手の女性がいます。修学旅行先の沖縄でも懲りずに浮気相手の元へ夜に出かけますが、そこに子連れで奥さんが監視にやって来て……。
奥さんはよっぽど加古谷先生が大好きなんですね。自分の望まない状況になってしまうかもしれないのに、旦那に会いに行くその姿が健気です。奥さんのその思いに自分を重ねる矢部が…辛い…。
最後には必ず蛇淵先生と矢部たんに祝福が訪れることを祈って、次巻も楽しみにしています!
チャラくてリア充な隣人の虎太 × 上京したてほやほやの大学生千尋の とあるトレーニングのお話です。
物語は大学進学で上京してきた千尋がアパートの隣人に挨拶へ行くところから始まります。
隣人の虎太のコミュニケーション能力が凄いんです!
初めて会った千尋をすぐ家に上げてしまうし、更に【超敏感体質で最中に気絶してしまう】という千尋の悩みも引き出してしまいます。更に更に「それなら、慣れればいいじゃん」と独自の理論を立て、千尋の乳首や股間をいじり倒します。元々ノーマル志向な千尋も何だかんだ些細な抵抗はするものの虎太に流されるまま達してしまうのです。
千尋も虎太との行為がおかしいと頭では分かっていて断ろうとするのですが、結局は流されてしまいます。その後も感度を下げて女性とH出来るようにする目的の下”感度トレーニング”と称して挿入のない股間を刺激するHを二人は続けていきます。
そんな日常が続いたある日、大学で虎太の友人に合コンへ誘われる千尋。しかし、合コンの日は虎太と映画を見に行く約束をしていた日でもあります。千尋は虎太が合コンを応援してくれるはずと思っていたのに、否定の言葉を浴びせられ意地で合コンを優先。
ここで虎太がここで素直に思いを伝えていたらすぐハッピーエンドになるのに!と思いながら読んでいました。そうならないのが面白いのですよね。
合コン当日、小悪魔女子にお持ち帰りされそうになる千尋(笑)さすが流され系男子代表!
しかし、千尋の頭には虎太が思い浮かぶばかり……
そこへ颯爽と現れ千尋をお持ち帰りするヒーロー虎太!
今まで隠していた千尋への思いを伝え、無事二人は丸く収まるのでした。
とにかく千尋は流されすぎ!
相手の口車に乗せられてホイホイ引っ掛かってしまう所は彼の今後が心配になります。
特に、映画の約束日に合コンの予定を入れた時は若干イラっとしました。虎太じゃなくても怒るでしょう。
でも、相手の良い所をさら~っと無自覚に褒められる千尋の素直な性格は良いなぁと思いました。
脱力系チャラリア充の虎太はもっと素直に言葉を伝えなさい!
このコミックは主人公の千尋のモノローグで進んでいき、虎太のモノローグはありません。
それなのに、読者には千尋よりも虎太の気持ちがビンビンに伝わってくるのです。
作者さまは彼の表情にこだわって描いているように感じました。
読者には些細な表情変化が伝わっても、肝心な千尋に伝わらないもどかしさ……。
悠ちとせ先生の初コミックとの事でしたが、絵は綺麗ですし、王道なストーリー展開で安心して読める作品でした。
絵がこんなに可愛くて綺麗なのに、とってもエロい。題名通り公共の場で二人でセックス三昧。
受けが優等生なのに変態的にエロくて、お尻でしかイケない&誰かに見られていると異常に興奮する体質。対して攻めの方は受けの要望で野外プレイに付き合っているうちに、受けへ愛と独占欲が生まれる。
身体の関係から始まった二人の相談相手として、隣人の優しい大学生が登場する。
受けも攻めも両片思いで、隣人が当て馬で、そんなお話でしょ?と簡単に思って読み進め途中まで王道展開だったはずなのに、どんでん返しがありました。そのどんでん返し方が何と言うか展開的にはこれまでと変わりないのだけれど、ちょっと怖い…という感じ。
隣人の学生は受けをストーカーしていたけれど、攻め受けの関係を壊すのが目的ではなく、受け(のセックス)をただひたすら見ているだけでも満足している。
受けは隣人が自分のストーカーと判明した途端、攻めとの恋を成就させるための当て馬として利用する。また、自分のセックスを隣人に見てもらう為に攻めに内緒で部屋に盗撮カメラまで設置するし。
この隣人と受けの関係性を攻めは最後まで知らされず(攻めは隣人がストーカーであることは知ってる)、表面上は受けと攻めが結ばれてハッピーエンド♪な終わり方をしたと思ったら……描き下ろしが更に怖かった。
描き下ろしは攻めと受けが旅行に行き、久々に野外プレイに勤しむお話。(受けは部屋に盗撮カメラがあり見られていることで満足していたので、最近野外プレイが減っていた)
そのプレイの最中に攻めが「やっぱり二人きりっていいな」と言う言葉を発する。攻めは盗撮カメラの存在を知らない筈なので、いつも部屋で二人きりヤッていると思っているはずなのに…読んでいる方も背筋がぞわっとする瞬間。実は攻めは受けと隣人の関係を知っていて、更に受けに対する独占欲がどんどん強くなっている描写。しかも、攻めは裏で受けの兄(受けのコンプレックスの種)と繋がっており、兄と隣人の大学生を引き合わせていた。隣人の関心を受けから逸らせる為だと思われるが、怖い((((;゚Д゚))))
攻めと受けの兄の方が上手だった。
受けと隣人大学生が共有している攻めには秘密の顏と、攻めと受け兄が共有している受けと隣人大学生には秘密の顏が絡み合う最後まで気の抜けない内容です。この作品はみんなそれぞれに見せない裏の顏を持っているので、結ばれた二人は秘密を持っちゃダメ・全部話し合える仲が好みな方は避けた方が良いです。でも、絵が綺麗でエロ描写もたっぷりあるし、内容の濃さもあるので読み応えあります!
『キミと以心伝心っ!』のスピンオフ作品のようです。前作は未読ですが、この作品だけでも問題なく読めます。前作主人公の兄:伝護(受け)と新キャラクター:麟太郎(攻め)が主役のお話。
伝護の心の声がなぜか麟太郎には聞こえる。そして初対面の伝護に「アンタうるさい!」と突っかかっていく。心の声は多少距離が離れていても容赦なく麟太郎の頭の中に響いているようで…。
確かに、所かまわずにずーっと誰かの声が聞こえ続けているって迷惑で大変そう。更に、伝護は口数は少ないのですが思考がうるさいので(笑) 1話なんて口を開いて喋っているよりも遥かに心の声の方が多いし。
最初のキスは、心の声がうるさい伝護を黙らせるため一方的なもの。しかも、最初あんなに険悪な感じだったのにこの時点で麟太郎は伝護に惚れたっぽい?なんで?どういう事?惚れるの早くない!?と、急展開に驚きましたが、その種明かしは4話で待ってます!
その後は、見た目不良で中身意外とまとも(失礼)な麟太郎が、堅物&恋愛脳無し&超ブラコンな伝護を恋に落すために一生懸命行動する。いつも真っ直ぐに好きな気持ちを伝える麟太郎が健気。最初はまったくその気が無かった伝護も彼の直球な思いに段々と惹かれている様子…。
一番可愛かった場面は、
成績が中の下な麟太郎がテストを頑張ったら何かご褒美をあげる約束をした伝護が、他の男子学生にテレパスで~テストのご褒美は何が欲しいのか?~と問いかけたら「キスとセックス!」との回答が……その後テスト期間中ずっと伝護がキスとセックス思考になってしまう所。この思考が麟太郎に筒抜けなのがかなり恥ずかしい(*ノωノ)
ご褒美は期待通り(笑)キスとセックス!なんやかんやで二人はめでたく結ばれるのでした~
相手の心の声が聞こえるってセックス中は便利かも。どこが気持ちいいかとか分かるから。
伝護は素直に甘えてくる弟属性の麟太郎が愛おしくてたまらない様で、好きという思い(心の声)が溢れ出して止まらなくなった模様。恋愛脳が成長した!
最終話は、伝護に出逢う前の麟太郎のお話。
伝護の住む町に引っ越してきてから、麟太郎には誰かの声が常に聞こえてくる。その声はただ一方的に聞こえるもので、麟太郎の「あんた何なんだよ!?」って言う問いかけには答えてくれない。しかも、その声はいつもアイトを心配して気にしている。そんなに気に掛けてもらえて愛されているアイトという存在が羨ましくなると同時に、心の声の人は自分にとって特別な人なのではないか思うように。そして、やっと伝護と出会い1話に繋がる。
最終話を読んでから1話を読み返すと麟太郎の思いが尚の事伝わってきて、伝護と出会えて本当に良かったね!と涙…。神様ありがとうございます。
描きおろしは伝護のむっつりエロな点が満載。相変わらず無言でうるさいけど可愛い。
もう少し話数を増やして恋になる過程をじっくり楽しみたかったなぁという印象。
でも、内容も良かったしキャラ萌えもあって設定も面白いし萌2で♪
何より「無言でうるさい」という言葉に衝撃を受けたので。
攻めも受けもお互いが好きなのにクローゼットゲイで両片思いの状態です。
エロシーンも多くて書かれる肉体美には惚れ惚れします。
ですが、申し訳ありませんが自分の趣味には合わなかった作品です…。
所属の演劇部恒例行事が乱交。この時点で頭が混乱しました。
受けは攻めに犯されたがっているくせに、いざそんな場面になると同性愛否定派の父を思い出し攻めを拒否(尚、受けは攻めを嫌いになったわけではなく、更に求めてしまう事を恐れて拒否)。更には、告白してきた攻めをレイプ魔呼ばわり…。
そのすぐ後、受けを演劇部の先輩(実はゲイ)が誘拐・本当にレイプしてます。正直お話の展開があまりに疾走感にあふれていて、この辺でもう頭が理解できなくなっていました。
受けが攻めの前から姿を消して3年後、二人は再び出会います。
攻めは3年前から受けを好きだと伝えているのに受けには伝わらず、挙句の果てには「(攻めは)女が好きなんだろ」と攻めをノンケだと思っています。受けは基本的に話を聞いてくれないし、信じてくれないし、攻めを性欲処理の道具扱いしてるいし、ちょっと見ててイライラしてしまいました。
描き下ろしの-兄と先輩の場合-は、本編とは反面して萌えました。
攻めの姉?(オカマ)と、受けをレイプした演劇部の先輩のお話です。
この場合オカマさんが攻めで演劇部先輩が受けですね。
オカマさんがカッコいいい男前なので、是非先輩を調教するような続編が見たいです!
今回は受けの性格が中々好きになれなかったのと、色々な設定・展開を詰め込み過ぎた感がありましたが、エロシーンの肉体や構図は本当に萌えが詰まっており、先生の今後の作品に期待しています。
[内容の感想をざっくりと]
国山は体育の着替えで「早坂の乳首すげーキレイ」という声を聞き、クラスメイトの早坂(の乳首!)が気になり始める。そして何でも正直に言ってしまう国山はついに早坂へ「乳首が見たい」とお願いする―。
って流れで完全に腹筋が持って行かれました(笑)国山は正直すぎる!!本人はいたって真面目なのが逆に面白いです。案の定、早坂に「お前ヘン!」と断られる始末。ヘンと言うか完全に変態だ……。しかし、諦めきれない国山に好機はやってきます。体育で雨に降られ二人はびしょびしょに、Tシャツの上から早坂の乳首が透けているではないか!国山は ここぞとばかりに「乳首が見たい」と迫るのです(笑)
いや~無理でしょ!!と思う読者とは裏腹に、早坂は対外的には断りつつもまんざらでもなさそう……だって断る理由が「期待外れで幻滅させたら何かヤだし」だからですよ!脈あり⁉
そして、ついに乳首に触る事を許可された国山の最初のタッチが、ゲッツポーズ(?)で両乳首を人差し指でツン。乳首をいじり倒した後は、早坂の前をいじって終了。
この日から国山は、世の中にこんなに素晴らしいものがある事に気付きます。この"素晴らしいもの"と言うのが早坂の事なのか早坂の乳首の事なのか…(私は絶対乳首だと思っていました)。欲求を抑えられない国山は、ことあるごとに早坂にエロい事をしてきます。しかも学校の敷地内で!教室内でクラスメイトが居てもお構いなし。それに付き合ってあげてる早坂はもう国山の事好きでしょう。顔が恋する乙女になっています。
しかし、国山の融通の利かない性格のせいで早坂と喧嘩となり、早坂に嫌われているから近付いてはいけないと国山は彼を避け始めます。避けられ続けて早坂は、国山を好きな事・国山が居ない寂しさ・避けられる辛さを実感します。
早坂の友達と国山が怪しいこと?をしている現場を見て、早坂は嫉妬爆発!
でも、ちゃんとお互い自分の気持ちを告白し合って晴れて両想いになり、本番エッチをするのでした~。って、やっぱり学校でするのね…|д゚)
[キャラの感想をざっくりと]
早坂はピアスをいっぱい開けている割にチャラチャラした風は無く、純真で真面目な性格です。流されやすい子なのか、最初から国山の乳首責めを受け入れています。描きおろしで早坂の魔性乳首に誘惑された男がもう一人……。分かってて国山を誘惑している節もあるが基本天然魔性っ子。
国山はかなりぶっ飛んだ人です。前半があまりにも乳首乳首乳首と言うので本当にエロい事しか興味がないのかと不安になりました。しかし、早坂と距離を置いていた時期に、(国山は普段ファッション誌興味ないのに)早坂の載ったファッション雑誌を持っていた場面を見て、ちゃんと国山は早坂の事が好きなんだと思えてうれしかったです!
早坂の友達の玉川は本当に良い子です!後に国山とも友達になります。玉川は明るくちょっとおバカっぽいですが、ちゃんと周りが見えているように思えます。彼が登場すると場が明るくなって読んでいる方も楽しくなる貴重な存在でした。
靴川先生の作品は初めて読んだのですが、話のコミカルさや絵のタッチなど自分の趣味に合っていたので、次回作があれば是非購入してみたいなを思いました。