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是非読んで欲しいです!!

終わってしまいました…はぁ、終わってしまいましたね。
毎度のことながら8巻を手にして、既刊ぜんぶ引っ張り出して読み返しました。早く続きが読みたいはずなのに、その時間さえ至福に感じられる本は数える程しか知りません。

本当によく話が作り込まれていて、原作と作画の二人体制ならではの完成度でした。
本当に良く練られたお話で、まだ読んだことのない方にはまっさらな状態で読んで欲しいのでネタバレ的なことは我慢します。
私は4巻から読み始め、新刊が出る度に全て読み返していたのですが、今から読める方は久世と桂木と、それをとりまく時代背景やしがらみ、周りの人間の思惑や、思いやり…それを一気に読めるのが正直羨ましくもあります。
特に時と共に変わっていく桂木の想いと、大人の男へと変わっていく久世の姿が他を探しても見つけられない程に魅力的でした。
「憂鬱な朝」というタイトルも読後は染みます…。

BLというジャンルに深さ、ストーリー性を求める方はハマると思います。
桂木も久世も大好きです(*´꒳`*)

あおに鳴く・続 コミック

 

モヤモヤするぅ…でもすきぃ!

この作家さんの本は初めてだったのですが、凄く良かった…ん?良かった…?うん良かった。
良かったんですよ…ゆっくりながらも、それすら心地よいと思えるストーリー展開や、司朗や菊さんへのドキドキ感やキュンとする感じとか、シリアスなんだけどちょっと気が抜ける瞬間とか、物語と絵のバランスとか……紛うことなき神評価!なんですけど……
やっぱり最後にもう一息!2人が幸せな瞬間で終わって欲しかったと言うか、離れ離れになってももしかしたら…!なんて一縷の望みとかじゃなくて、もっとわかりやすい何かが欲しかった…

その後の流れを妄想だけで補完するなら、もう一度菊さんと会えて…とか、菊さんの孫と司朗が出会って…とか考えるんですけど…
一方で冷静な自分が
きっともう菊さんは戻ってこないし、司朗は両親からの愛情は知れたけど菊さんは失ってしまったんだ…もう二度と会えないんだ…
とか思ってしまってモヤモヤモヤモヤ……

この手の終わり方、好きなんですけどすっごく引きずってしまいます…。
すごーくすごーーーく良くて、電子で買ったあとに紙もポチッたくらいなんですけど…どうか…どうか続きがみたい!

宇宙人、パニクるw

何度もページを行ったり来たりしながら、矢代の気持ちを取りこぼさないように読み進めました…0(:3 _ )~
4巻の「セックスするか」からの、カラーページ!
そこからなだれ込むのかと思いきや、百目鬼の告白~宇宙人パニック!この流れが最高過ぎます…。
3分の1近くページを使っての濡れ場ですが、百目鬼の溢れる想いと、矢代の抗う想いと素直な想いが切なくて涙を堪えながらエロシーン読みました…笑
百目鬼の部屋から出ていく矢代のあの表情は、どういう気持ちだったんだろう…。まだこれだけじゃ掬いきれてない気がして、今後更に気になりました。

竜崎もいい味出してます。彼の矢代に対する思いも、言葉で表すのは難しい…。この間柄もスッキリする時が来るのかな…生きて!
平田の過去や三角の半身、メインである矢代と百目鬼以外のキャラクターも生き生きしていて興味をそそられる本当に良作だと思います…が、もう最後は影山が矢代に突きつけた一言に全部カッ攫われましたよね( ˘ω˘ )
やっぱり!二人が気になる!!!
あとがきに、まだ結構続きます。とあったので、もう思う存分続いてください!一生ついてきます!!って感じでした( ͡ ͜ ͡ )
あまりにも色んなとこに萌えすぎてすっかり抜け落ちてましたが…さりげなく矢代が彼シャツしてます…はぁ…尊い…0(:3 _ )~
百目鬼の彼シャツの矢代…はぁ…なんて色っぽいんだ…ありがとうございます(´;ω;`)

救いなのか、堕ちていったのか?

ひゃ~終わってしまいましたね…読み終わったあとどっと疲れました(いい意味で)
最初から最後まで荒波に飲まれっぱなしでした!

春樹はほんと普通の子だったのに、どこか艶っぽくなっていって、3巻からは壊れてしまって更に淫靡に育っていきました…えっろい。
それとは逆に、光は壊れていく春樹を見て、マトモになって(見えて?)いきます。
春樹は最後、遥さんに連絡を入れるまで光のことを憎んでいたのかな…?春樹は春樹で、とっくに光に依存していたように感じました。
本編の終わりも、どちらを選んだのかはっきりとした描写はなかったので、書き下ろしを読んで「1度歪んだものは元には戻らないんだなぁ」と、しんみりしてしまいました。
またそれが安らかなのにいびつな雰囲気でとても良かったです!
1.2巻まで読んだ段階では、英さんに春樹をなんとか泥水の中から救い出して欲しいと思ってたのですが…いや、とても良いお話でした。
英さんみたいに肝心な時決められない人居ますよね…w当て馬の鏡のような人でした笑

昼ドラBLと話題の今作ですが、カシオさんはどこかインモラルな雰囲気が、絵と相まって魅力的な作家さんだと思います。
光は最後救われたので、これから自分が春樹につけた傷と向き合って静かに暖かく過ごしてほしいなーと思いました。
話は全て纏まりましたが、もっと読みたい欲が出る良作です!どろっとしたお話が大丈夫であれば、とてもおすすめしたい作品でした!

読んで後悔ないと思いました!

ちるちるさんのランキングで、上位に入ってたので興味を持ち読ませて頂きました!
初見の作家さんでしたが…すっっごく良かったです…ランキング侮り難し…!
とても綺麗にまとめられた物語で、前世と今生でかわるがわる展開していくのですが、躓くことなく最後まで読み進められました。
最後ほんとボロ泣き…。
久しぶりにいい作品に出会えました!1冊でここまでまとめられる作品は私の中で少なかったので出会えてよかったです。
儚げな絵と、物語の雰囲気が絶妙で、そこもこのお話の世界観に合っているなぁ、と思います!

1DKえっち コミック

吉田ゆうこ 

タイトルからは想像できないせつなさ!

吉田ゆうこさん、作家買いです!!
ほんと、何度も読み返したくなるようなお話を描いてくれますよね…今回も例に漏れずそんなお話でした。

開始数ページで世界観に持っていかれました。
今回は加虐性愛者と、言うことで痛いのかな?でも幸せそうな表紙だな。と、思って読んだのですが、キュンと涙が出る感じでした。
加虐と言っても夜の営み限定で、暴力的なものではなく責め苦で歪む恋人に興奮する…と、言う感じです。だから表紙が幸せそうなのねー♡納得です!
受けの楓も、一見不思議ちゃんなのですが、それは自分の暗い部分を隠す手段で、そんな健気なところに萌えました。
佐伯さんは、普段は紳士で優しくて、寂しがり。楓に惹かれてからは主導権を明け渡しちゃうような素敵な攻め様です(*´꒳`*)
互いに隠し事があって、でもどうしても惹かれて、過去より今が欲しくなって…。そんなせつない展開と、吉田ゆうこさんの描くキャラの雰囲気が素晴らしいと思いました。
あと、濡れ場が多いー!吉田さん、濡れ場がなくても魅せる作家さんだと思うんですが、このお話はタイトルにえっちと付く通り、濡れ場に意味があって凄く良かったです…。お道具使ったりするし、そっちの欲も満たされました笑
佐伯さんは楓に出会えて幸せ者だなぁ…よかったね!
そんな気持ちで読み終わる1冊でした!

片恋迷路 コミック

友江ふみ 

ピュアピュア♡ラブラブ♡♡

友江ふみさんはデビュー作から読ませて頂いてます!作家買いです♡
絵が変わらず可愛らしい!そしてピュアピュアなお話がすっごく可愛い作家さんで大好きです♡♡
一年ぶりの新刊ということで、楽しみにしながら読ませて頂きました(*´꒳`*)
今回も期待通りのピュアピュアであまあまでした!
作品は、表題作と神様同士のファンタジーの2作です。


表題作の方は、高校生のお話で、幼い頃から攻めの一之が塁に片思いし続けてこじらせまくってるお話でした!
すれ違いがかわいー!塁は塁で、恋に焦がれてこじらせちゃってるんですが、高校生だからアリかなぁ…可愛い。モブ女子も嫌な奴っぽいのに、嫌いになれませんでした笑
サバサバしてる子達なので安心して読めると思います。
一之の変態指数ですが、割と高めなので塁がいいならいいんだけどさ…と、思うとこもありましたが、塁は一之のことを好きな自覚がないだけで、はじめっから好きだったんじゃん。と、思えたので納得です♡

で、私はこっちの神様同士のお話の方が好きでした!
せつないお話好きなのです…!最後はしっかりハッピーエンドなので、そこも友江さんは安心して読めます( ˘ω˘ )
過疎とか信仰とか、ありがちな設定ではありますが、何度も読みたくなるくらい愛に溢れたラブラブなお話でした♡♡

可愛い甘いお話が好きな人、可愛らしい絵柄が好きな人は読む価値アリだと思います!是非、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

ストーリーは神!キャラは普通!

続きである下巻もレビューさせて頂きます。
こちらは瀬野が表紙ですが、上巻と変わって名塚は今度、瀬野と恋愛します。
こう書くと名塚の一途さが失われてしまいそうなんですが…他に言葉が見つかりません。
上巻で、もしかしたら…という不安があったのですが、まさかのその通り。
私は白島が好きだったので、ちょっとがっかりしました。
全体的な話の流れは好きなのですが、白島の恋愛が嫌だった。あの女も嫌な感じだった…。
そこで一気に白島推しが収束してしまいそこだけが唯一残念だった点です。
瀬野の感情描写にもう少しページを割けたら変わってたのかなぁ…。

大まかな物語のストーリーは好きでした。なので間違いなく神評価です。
ただ本当にどのキャラクターも好きではなかったです。

ネタバレありです!

ためこうさんは作家買いで、今回二冊同時発売とのことで、事前情報を一切シャットダウンして読ませて頂きました!
先ず表紙が美しい…。他のレビューで中身との落差に驚かれてる方が居ましたが、ためこうさん初めてじゃなかったので私は気になりませんでした(*´꒳`*)
でも確かにジャケ買いしたら驚いてしまうかも…。

ここでは上巻のレビューしか書きませんが、とっても気になるところで終わるので二冊まとめ買いをオススメしたいです!
上巻の表紙が白島なのは攻めである名塚が白島と恋愛していくからなのですが、入れ替わりモノと言うことで見た目は瀬野、中身は白島なのです。
ずうっと白島に想いを寄せてた名塚ですが、見た目セフレ、中身想い人。という状況に、どんどん距離を詰めていきます。
下巻を読んだ後、またこの上巻を読むと瀬野(白島)の心情が読み取れて、初読みでは他愛のないシーンに意味を持たせてくれます。
ただ、入れ替わりものと言うことで、一人の心情にぐっと迫ることが難しい…。読んでいて、瀬野が可愛いのか、白島が可愛いのかわからなくなりました。
個人的には白島の見た目が好きだったんだよなぁ…。
名塚もコミュ障なのか、純粋なのか、はたまた移り気なのか…その辺が難しいと思いました。

追記
途中名塚が、器がセフレなら、セックスしても本命は汚れないんだ。みたいな事を言うんですが、え?名塚、白島の中身を愛してるんじゃないの??と、よくわからなくなりました( ºωº )
器がセフレでも、中身が白島なら手出せないよなぁ…と思ったんですがどうなの??
やっぱり名塚はクズだな( ͡ ͜ ͡ )しかも自分は可哀想なんだ系のクズ。まともな人がいない…。

せつないのにほのぼのしちゃう……

評価も高かったので、かるーい気持ちで読んだんですが、とっっっっても萌えました( ºωº )
読んでよかったー♡

受けの北島くんは、青森から上京してきた田舎っ子で、訛りが激しく読んでて全然わからない箇所もあるんですが笑
都会のキャッチやセールスを真に受けて、イケイケな見た目に変わってしまいます。しかし中身は田舎っ子から変わることなく、純朴なまんまです←このギャップがめちゃくそ可愛い…
対して、コミュ障入ってる攻めの優くんですが、マイナーバンドが好きと言う共通点から北島が気になる存在へ…コミュ障ならではのストーキングが始まります。

純朴田舎っ子天然お馬鹿ちゃんとコミュ障ストーカーくんが、上手いこと噛み合って行く過程がとても良かったです(*´Д`*)
シリアスなシーンも、このふたりだとちょっと面白く見えちゃうところもあって、もっと読みたい!と、思わせる一冊でした♪個人的には北島くんがぶちギレた時の2人の顔が好きw
ふたりがくっついたところで終わり、その後が数ページ(えっちシーン)ありますが、もう少し掘り下げて欲しかった~!
でも、純朴田舎っ子ビッチ、エロ可愛くて良かったですŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”