歌舞伎町みたいなネオン看板に表示されたオメガ特区の中にある地味なアパートに暮らす3人。
そのうち2人がカップリングになるまで…の
1CPめのお話と2CPめの途中までが上巻に収録されています。
ハロワ帰りにヒートになって、逃げたエレベーターの先がオークション会場というとんでもない展開。
そこで運命の番に出会って落札され、ヒート&初夜。
スパダリよろしくメデタシになるまで…のこれぞファンタジーな展開です。おとぎ話的オメガバース。
2CPめの話の方が好きです。
ウリやってるオメガと政治家先生との邂逅。
年上オヤジ攻め…攻めにもなってない…!庇護?!溺愛?!プラトニック的な関係は大好きです。
1巻だとモノローグで説明されてしまって絵での展開が削がれてしまったような気がしました。
主従もので、従者攻め、年の差もありオメガバースで、不憫受け…と盛りだくさんなのでページ数が足りなかったのかなと単純に思いました。
動きや表情が堅いですがタッチは綺麗です。
ソックスガーターもよかったです。
現当主が兄、ですが年齢的に父、でもおかしくないですし、長兄と従者の父が相思相愛な関係だったので顔のシワとかもそうか…と途中で納得しました。
長兄もオメガなのに末弟のオメガを道具のようにつかうとは けしからん、ですが、長兄も悲恋を経験していたわけで…同情の余地はあります。
終盤の展開が急というか、決断が早いのもあって、えー?えー???となってしまい、昼メロみたいでした。
幼少期からの主従ものはチビっこ時代のかわいさが読めるので好きです。
1巻は始まりや理屈に無理があるかなぁ…なんて思いながら歴史物が好きなので継続購入しています。
2巻で歴史上の人物の絡みや
信長に情がわいたり、やたらモテたり。展開が出てきて面白いなぁと思ったあとのこの3巻。
遂に信長上洛。
ここからぐーっと面白くなります。
歴史上の事柄、と歴史をあまりしらない主人公の妙もあり、繋げ方がすごいなぁ…!と。
将軍 義昭の蘭丸に対する気持ちを利用してのあれやこれや…年齢設定に疑問は感じつつも、うまいなぁ、と思いました。
蘭丸もいつの間にか嫉妬覚えたり、馬に乗れるようになったりと成長著しいです。
いわゆる月代頭ではないのでみな美しいです。
蘭丸を巡ってのになっている展開が面白いです。
上中下巻の3巻に及ぶので、1巻にあたる上のみを読んだだけなのですが、
これと言って特出した点がない、というのが正直なところです。
設定は好きです。
年上ハイスペアルファと大学生のオメガ。
政略結婚となっていますが別に身売り系ではなく、ただのツテみたいな感じです。
攻めのアルファは実は一目惚れ、最初はギクシャクしていますが、受けの遼介が飲んで帰ってきたことをきっかけに新婚っぽい新婚生活が始まります。
少し表情が堅い…というか身体の動きも堅い感じがしてしまって2人の初めての夜のシーンもそちらが気になってしまって展開に集中できなかったです。
話の展開も、誤解やすれ違いから始まり→新婚生活→周りへのカムアウト→意地悪アルファ登場
という感じで暮らす前にその誤解溶けなかったのかなぁと、溺愛スキーなので、溺愛とタイトルにあったら最初から溺愛で始まってほしいなぁと思いました。
続編なのに私が使っている電子書籍サイトではシリーズとして認識されず…気付くのが遅れました…。
よって喜びもぐーっと上がりました。
続編!
桜海くんのモデル業シーンもあり、当て馬もどきのモデル先輩もあり、桜海のトラウマのフラッシュバックに、2人のすれ違い時代のこと…
中学時代のニキビ肌の桜海のかわいさたるや…!
ハクが好きになるのもわかる…!ってなりました。
桜海くんが将来のやりたいことを見つけて、なんの浮き沈みもなく叶ってしまってるように見えるので是非とも細かくしりたい…と思いました。
マツゲびしばしのオメメがキラキラなキャラはモデルという設定だとぴったり合うなぁと再認識しました。
ファッションについてはあんまりわからないので、ただただイケメンを拝ませていただきました。
1巻の最初だけ酷い目にあって以降はずーーーっと総愛されです。
ブラックドラゴン(攻め)、魔王、王子、チビっこ竜人も懐いて屋敷の人たちも歓迎だし、悪いことはひとつもないです。
ただただ主人公のナオトが恋とか愛になっていない。
今回は2人が物理的に離れられない理由が中心です。ナオトのお菓子作り、それを皆が喜んで食べるところはよかったです。
リノはずっと溺愛だし、悪い人はいないし、魔族と人間の衝突も理由がわかったので今後はおきなそう…
ナオトがリノに落ちるまであとどのくらいなのか…。
身体はとっくになので、時間の問題な気もしますが結構もだついてます。
身体の関係が先にあって、気持ちが通じ合うまでが長いものがお好きならおすすめです。
アンソロやpixivで飛ばし飛ばし読んだことあるな〜どうなったんだろう…という思いで購入しました。
タイトルのお話はなんと2巻から…
1巻では異世界に召喚された獣医のたまご、動物が大好きで泣き虫のレイがアルバートと出会い魔王を倒しに行きます。
魔物に襲われながらも動物を愛するレイは倒された魔物に心を寄せて泣く。よく泣きます。
魔物を倒していくうちに心にフタをして泣かなくなりますが感情に乏しくなり、戦いがおわってやっともとの世界に戻れるか、と思ったら戻れない。
ショックのあまりアルバートのことを好きだけど1人隠遁生活をおくることに。
よってこれから恋だの愛だと甘くてイチャイチャなことがきっと起こるんですよね?!というところで続きます。
獣医のたまごが動物大好きなのはいいんですが、ちょっと泣きすぎかなぁ…と感じました。
表情の描写が堅い…というかわかりにくい…ようなシーンがあって効果音より表情でシーンを読みたいなと思いました。
絵柄は異世界モノ王道な感じで好きです。
原作を読んだことがないのですが、どうやらコミカライズのために付け加えたものがあるようです。
シンデレラストーリー的な展開でもあり、包容力受け、でもあり、なおかつ芯がある…!
面白かったです。
異能持ちの話ですがそこまでファンタジックではないです。力を使いすぎたあまりその反動で触るものすべてから思念を感じ取るせいで生き地獄の攻め。
対するはなぜかそんな攻めの暴走能力を相殺する健気な受け。
大好きです。
いなくなると半狂乱っぽくなったり、すがったり…イケメンで大の大人が弱みをさらけだすのはたまらないですね。
なぜ相殺できるのか、は最後まで理由不明です。
それを理由にした不穏はなく、当て馬泥棒猫の引っ掻き回しだったので少し物足りなかったです。
自分にはわからない能力、なくなることや相手に感じられなくなることへの不安はないのかな…。
ただただ健気な奉公を存分に楽しみました。