感想、内容というより、出版順についての不満。
シリーズ3作目、とのことですが読んでいて違和感。
今回の主役は1巻のジャレドのセフレのコールと2巻のザックの元彼ジョナサン。接点のない二人です。
どうやらマットとジャレド、ザックとアンジェロの4人でラスベガスに旅行に行ってコールやジョナサンとなにやら色々事件があった後の話とのこと。
詠み終わってから調べると、ラスベガスのお話The Letter Zが3巻(飛ばされた!)で今回のお話は4巻だったようです。
(文字数の都合とかで英語版でも電子と紙本で出版順序が入れ替わったりしているようなのですが)
ネタバレなので詳細は伏せますが、気になる方はamazon.com(アメリカアマゾン)等で作者さんの名前で検索してみてください……。
続編7巻まであるようでそちらは嬉しい驚き、ラスベガス旅行含め全部翻訳されるよう祈っております。
なんでジャレドがコールだけでなくジョナサンを知っていて二人を引き合わせるの!?という謎はこの本だけではなんとなくしか分からず、序盤で躓きお話に集中できませんでした。細かいことを気にせず読めばよかったのですが、私はだめでした……。
その他、ところどころラスベガスのできごとが語られるのですが、飛ばされているとは知らずに読んでいたため、もっと詳しくその話を聞きたい〜いつ詳しく回想してくれるの!と楽しみに読んでいたらそのまま終わってしまいとても残念……。
シリーズは好きですが、ジョナサンとコールもそれぞれ譲れないこだわりが強く、面倒くさそうな人たちだな、と思ってしまいあまり萌えられず……二人のやり取りはとても楽しかったのでこの評価で。
高校生同い年同士の幼なじみものです。
小学生の頃両親が亡くなり、田舎の祖母のところに越してきた主人公と、地元の仲良し三人組。
女と勘違いして全員主人公に一目惚れするが、すぐに男と判明。
その後は友達として高校までずっと友達として仲良くしてきたが、実は攻めと主人公受けはずっと両片思いで……というお話。
幼馴染四人のうちの残りの二人はあまり出番なし。
展開早く短め。
ほのぼの田舎幼なじみラブ、
だけだったら、評価レビュー書かないのですが一つ注意事項が。
モブレありなのです。
最後までガッツリ、モブレされるので、
苦手な方はご注意ください。
強姦陵辱タグついてますが、攻めじゃなくモブとだよ!と。
BLでモブレはあるあるですが、地雷の方もたくさんいらっしゃると思うので、タグあったらいいのにな、と思いつつ記録しておきます。
ナンバリングありませんが、途中です。
1-4話まで収録。
単話版もありそちらは2022年6月時点で、8話(2022年4月配信)まであるようです。
完結しているかは不明。
こちらの1-4話の合本版?単行本版?は2021年12月〜配信とのことなので、今年中には2巻が出るかも。
いずれにせよ続き物ならナンバリングしてほしいです。
ファンタジー要素は薄め。エロ重視のコメディ。
異世界にトリップするお話ですが、お屋敷にこもってのエロ中心で、世界観やシステムには触れないので、あまり異世界感はないかも?
1巻の段階では攻めが引きこもっている理由は不明、このあとからシリアスな展開になる可能性もありますが、確率は高くないような。
作画は安定しているので表紙の絵が好きだったらおすすめです。受けもですが、脇のちびっこ?も可愛い。
私は好きな絵柄なので他の作品も見てみようと思います〜!
表紙
左黒髪→攻め・大地
右茶髪→受け・空
対等ライバルなのでちょっと期待してましたが、リバ要素はなしでした。
電子合本版は1-5話で132ページ。
下記ネタバレざっくり。
高校生スタート。
ライバル関係の二人。
ちょっと口論はしますが、喧嘩というほどでもなく、基本的にずっと仲良しで、安心して見れます。
といっても、それぞれ別のグループで、幼馴染だけどそこまでベッタリではない感じ。
3話から別々の大学に進学。
一人暮らしのアパートは偶然にもお隣。
別々の大学なので、大学生してる二人はほとんど見られず……
サークルの新歓に参加するくらい?そして、その飲み会が他大学なのに合同で行われ、偶然隣の席に!
4話5話は殆どがこれまた偶然同じになったバイト先のラーメン屋がメイン。
好きだからこっそり同じにしたとかではなく、全部たまたまなのです。つまり運命?
ライバルだった二人がお付き合いするまでのお話。
エロは1・5話で、5話のみ最後まで。
3話にもエロあった気がしたんですが、読み返したらキスまでしか直接描写なかったです。
でもキスもエロくて可愛い。
賑やかで楽しい二人でした。
ライバル同級生好きにおすすめです。
全6話+番外編3つ。kindlでは全137ページでした。
こちらの作品は奥付によると1話が2014、最新話が2017に発行の創作JUNE同人誌(!?)の再録本とのこと。
今でも創作JUNEっていうんでしょうか??わからん……
主人公の状況、割と悲惨だとは思うんですが、お話自体はライトだしあんまりJUNE感はない……?絵柄はJUNEっぽい?かも?でもそれほど古い絵とかではなくて、標準的な綺麗系の絵です。
気になった点
表記ミス。
叔父→伯父と思われます。母親の兄、らしいので。
全編通して叔父との表記……
ただの書き間違いじゃん!って思うかもしれませんが、個人的に親の兄なのか弟なのかでだいぶ見方が変わってくるので、間違えないでほしかったです。
他にも色々ありますが、伯父叔父問題が評価の一番の理由です……
内容もちょっと自分にはあわなかったです。
主人公が(母のせいで)可哀想すぎる……。
とある事情で未婚のまま主人公を生んだ母親。
大金持ちの伯父&父親も援助を申し出てるのに拒否。
思うところがあるにしても、母親のエゴで息子に貧しい思いさせるのはどうなんでしょう。
父親側に問題があるならともかく、父親はただただ善良な人です……。
息子の養育のための資金を受け取るのは、息子の権利では??
母の死後、父親も伯父も頼りたくないからと主人公が安易にウリをするのも疑問。
父親を頼れと。両親が結婚していなかったとしても、主人公にとっては父親のはず。生前の母からの刷り込みがあるのでは?と邪推してしまいました……伯父さんも、いくら好きだとバレると困るから会いたくないって言ってもウリですよウリ。ウリのハードル低すぎません?
父親は海外飛び回ってるにしろ認知はしていたし、伯父さんも好意を抱かれるくらいには今まで付き合いがあったなら、
母が死んだ時点で有り余る財力使って主人公探して保護しろよと……呑気な伯父と父親にもイライラしました。行方くらませたとはいえ大学には変わらず在学しているし、見つかるだろと。
大学生はもう子供ではないかも。
でも、どんなに少なく見積もっても19歳は離れているはず。
それだけ歳の離れた親戚の子を、社会的地位があり金銭的にも余裕がある攻めが保護するのが遅い。
また、伯父と父親の確執は直接描かれていませんが、伯父は結婚しない理由を知っていたのだから、主人公の居場所を教えたり、いざというときに連絡取れる状態にしておいて仲立ちになってやれよと。
年の差片方未成年カプも好きなんですが、今回の攻めは保護者としての責任を果たしていないように見え、色々気になってしまったため、厳しめ評価にさせていただきました。
気にならない方には絵もきれいで漫画としては読みやすいと思います!
思いっきりネタバレです。
二人は恐らく異母兄弟なので、苦手な方はご注意ください。
また死人が出ます。
ハピエンですが、地雷多数、お気をつけを!
以下ネタバレ。
たまたま電車で出会い、惹かれ合う二人。
前半は不穏な雰囲気がありつつも、徐々に関係進めていくのかな?と思っていましたが、
半分ちょっと過ぎたくらいのところで、攻めが受けは自分の弟かもしれない、と気づく急展開。
また受けも父親が口論となり、口論の末突き飛ばしたら、運悪く階段から転落死。
このあと、一気にダークな展開に。
逃げ出した受けは攻めを頼り、二人で逃避行、しかし罪悪感が拭いきれず自首。
7年後、出所した受けを攻めが迎えに行くところでハッピーエンド。
kindle版は202ページ。エロなし(キスまで)
天涯孤独の攻めは、人を殺してしまった受けを諭すでもなく、建設的な道を示すでもなく、電車に飛び乗り適当にホテルに入り、一生支える、と抱きしめる……攻めもあまり冷静ではないんですね。
自首しても支える、というよりはどこまでも一緒に逃げてやる、一緒に地獄に落ちてもいい、みたいなニュアンスなんです。
このままだとうまくいかず、メリバになりそうだな、とハラハラしましたが、
受けは逆にこんな自分でも受け入れてもらえるとわかって、自首する決意ができたので良かったです。
自首したことで出所後は二人で穏やかに暮らせそうだし。
結果的に収まるところに収まり、幸せになれそうなので、まぁいっかという感じ。
父親殺しと実は兄弟っていう2つのテーマを取り扱うには若干短く、特に後半は急ぎ足の印象。
故意ではないので事故だし、未成年と考えると懲役7年?はちょっと長い気がします。
二人は恐らく兄弟ですが、名前が同じことには特に意味はなさそうで、紛らわしい……なぜ同じ名前にした??とちょっと謎でした。
一目惚れしてしまった相手はもしかしたら弟かもしれない(ほぼ確)、弟とは付き合えない!と悩んでいるのも、人死が出てるのにそれどころではないのでは?と思ってしまいました。
弟がゲイである兄に、男同士はいいのに兄弟はなんでだめなのか?と問い、自首するから〜のあとの数ページは非常に萌えるので、兄弟モノお好きな方にはぜひ読んでもらいたいです。
表紙左、黒髪→攻め・桐生先生
表紙右、茶髪→受け・桜田先生です。
コマによって微妙に違いますが、桜田先生の方が若干長身、体育教師だけあっていい筋肉☆
桐生先生が担任、桜田先生が代打の副担任なので、年は多分桐生先生が上です。敬語だし教師歴や経験にも差があり。
個人的にこだわりはありませんが、気になる方の参考になればと思います。
レイプ始まりのため、エロ重視かと思いきや、全6話中2話はエロなしで、割とほのぼのな学園モノでした。
同僚→セフレ→恋人まで、スムーズに関係変化していきます。
修学旅行、文化祭等のイベントもあり。
ラブコメの看板偽りなく、不良はいるものの生徒は基本みんないい子、関係露見したり脅されたり、みたいなストレスがなく良かったです。
受けの桜田先生があまり悩まない性質なので、全体的に重くならずに読めます。
欲を言えば、付き合いだした4話目以外はあまりお互いどう思っているかの描写があまりなかったので、もうちょっとその辺が見れればよかったな、と思いました。
手軽にエロありラブコメ読みたいときにおすすめです。
特に表記ありませんが(見つけられなかっただけ?)攻めの方が10歳ほど年上の大人に見えました。
だからかちょっと悪い大人が若い子に悪戯してるように見えて、そこがツボでした!
簡単なポーズモデルからとか、段階を踏んでではなく、いきなりオナニー要求にはちょっとびっくり。
そして、借金や深刻な事情でお金に困っているわけではなく、
バイクと免許が欲しいってだけで引き受けちゃう受けにもびっくり。でも、チョロい感じが可愛くて、これはこれでいいのかな。
話の本筋とはあまり関係ありませんが、
受けの会社の社長がめちゃくちゃいい人で気になりました。
受けのトラウマを誘発する揉め事、すれ違いと色々ありますが、絵もきれいで話運びも分かりやすく、読みやすかったと思います。
エロは濃厚。kindleは白抜き。
絡みシーンはもちろん、受けのオナニーシーンもがっつり描写ありますので、お好きな姐さまにおすすめです!
何もかもが気になって、面白いとか萌えるとか考えられませんでした……。
居酒屋勤務とはいえ、一般人なのに複数の男にストーカーされる受け。
それほどの魔性ならもっと身辺に気を使って欲しいものですが、一人でふらふら出歩き迂闊としか思えません。
そして刃物で襲われ、自分じゃなくて攻めが怪我。
それなのに大事にしたくないとか言って警察に通報もしない……大事にしよう??刃物を持ち出すような相手ですよ??逆恨みされた攻めが刺されて殺されたらどうするんでしょう。
攻めの父親もよくわかりません。
弟が死ぬまで交友のない恋人らしき男に、小学生の息子預けて海外を飛び回る……弟から恋人、と紹介されたわけでもないのに。
生きる理由を与えるためと言ってますが、自分が監視して見守ってるならともかく、自殺しそうな危険な人物に息子預けるなんて信じられません。
案の定息子食われてるし……まぁ、成人してから息子から告白して、だから犯罪ではありませんが。
弟は名前康樹なのにあだ名がユッキー(特に愛称について説明なし)
いくらBLはファンタジーといっても、突っ込みどころが多すぎて内容が入ってきません。
イラストはスッキリしていて読みやすいのですが、私には合わなかったようです……。
攻め・恵介のそばで一途に頑張る受け・茜は可愛いし萌えるんです。
でもなぜかもやっとする……。
この話、双子とその恋人の三角関係なんです。
回想を時系列順に並べてみます。完全にネタバレなのでご注意を。
家庭教師としてやってきた恵介と同時に出会った双子の茜とメイ。
茜は恵介に好意を抱くが、同様に恵介に惚れたメイが先に告白し恵介と付き合い出す。
元々メイにコンプレックスを抱いていた茜がグレる。
茜を心配した恵介が茜を迎えに行くのを見たメイは、恵介をとらないでほしいと茜の腕を掴み、振り払われた衝撃で車道に飛び出し轢かれて亡くなる。
自分のせいだと思いつめた茜は、メイの身代わりとして圭介と付き合い始め、3年たち現在に至る……。
メイは本編開始時点では亡くなっているし、メイ視点はまったくないので本心はわかりません。
茜が圭介を好きだと知らないで結果的に出し抜く形になってしまったのだと思いますが、だとしたら鈍いし、計算なら怖すぎです。
殺されて当然というほどではないので、死んじゃって可哀想であんまり悪く見えませんが、生きてたらめちゃくちゃ感じ悪い恋敵です。
気になるのは圭介の乗り換えの早さ。
数年後に再会したとか死後に出会ったというならともかく、メイが亡くなった直後、いくら慰められたからと言ってすぐ茜と付き合い出すのはどうなんでしょう。
案の定、メイのことが忘れられず、茜と付き合って3年経っても寝言でメイを呼び、茜を傷つける始末。(個人的にこのシーンは本作の一番の萌シーンでもありましたが)
この人、メイが生きてたら絶対茜を選ばないと思うんです。たらればいってもしょうがないですが、本編終了後時点でもメイが実は生きてたとなったらメイを選びそうに見えて……死んだ恋人との間に優劣つけるのはナンセンスですが、身代わりじゃない茜が好きと言われても、メイの次にかな、と疑ってしまい。
茜はメイが生きてるときから圭介が好きだったのに、結局茜が選ばれたのはメイが死んだからのように見えてしまいました。
双子身代わりネタは好きですが、でもなにか物足りなく……つまらなかったわけではないので萌評価にしました。レビューというより感想になってしまいましたが、身代わりネタ好きな方にはおすすめです。