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真堂樹 松本テマリ
牡丹燈篭
『王立魔法士アカデミー』シリーズ第2巻。 前作で起きた事件から数週間。ウィーとルドヴィッグは相変わらず喧嘩ばかり。授業でも失敗を重ねます。でも先生たちからの期待は大きい。なぜならウィーには本人も知らない才能があるようで…。そんなウィーの様子に、ルームメイトでハイ・クラスの同級生・レイモンドは嫉妬していました。落ちこぼれ魔法士候補生なのに先生や優等生の女の子から特別扱いされているように見えてい…
夢に向かって頑張る主人公と相棒のドラゴンの活躍を描く冒険ファンタジー。『王立魔法士アカデミー』シリーズ第1巻です。 アークランド国で唯一の魔法士養成学校・王立魔法士アカデミー。この学校を卒業し、国家試験を突破すれば魔法士として認められます。魔法士には階級があり、最も花形なのが上級魔法士というランク。〈ドラゴン乗り〉とも称され、コンパニオン・ドラゴンを使役し魔法を扱う、まさに魔法士の中の魔法士…
真堂樹 サマミヤアカザ
『猫人夜警隊』シリーズ第2巻。 前作に引き続き、猫人の世界を舞台にして縞瑪瑙城夜警隊の活躍を描いた作品。第2巻では中編「銀のホタル 金のホタル」「夜がもうすぐ終わるなら」の2本を収録しています。 「銀のホタル 金のホタル」 いつもケンカっぱやい夜警隊士・トロワに元気がない。ベッドで寝込んでいるトロワのことが心配でならない相棒のユキネ。トロワの不調には幼い頃の事件が影響しているようで…。 …
『猫人夜警隊』シリーズ第1巻。 猫の耳、猫の尻尾がはえた人間ー〈猫人〉たちの世界。 ゴールドラッシュ河畔にある縞瑪瑙城城下は水運の要所として貿易が盛んな都市です。都へ行く貴族や商人がひっきりなしに行き交う場所。娼館や野良が集う界隈、闇取引きが日夜行われているいかがわしい通りもあります。 そんな清濁併せ飲む街の夜の治安を守っているのが、縞瑪瑙城夜警隊。 面倒くさがりの隊長・R.B.と美形…
真堂樹 浅見侑
M
ネタバレ
ついに月亮が、白龍を攻めるための人手を集め始めた。 黒龍全体が不穏な空気に包まれ、黒龍市民の中にも、月亮のやり方を疑問視するものも現れつつあった。 飛は、何とかこの争いを納めようと、雷英の手引きにより、黒党羽の根城に忍び込み、現状に不満を抱く若い党羽たちに協力を求めた。 だが、その時、雷英が、飛こそが月亮の嫡子であると、明かしてしまう。 はからずも次期『黒龍』の名を背負うことにな…
一つ目はBLではない話。 今年から春を売ることが決まっている娼妓の恋の話。 飛をだしにしたものの実は、相手は羅漢で―― なんというか、彼女の心根がまっすぐなのが伝わってきて、なかなかに読んでて面白かったです。 自分の初恋にどうやってけりをつけるのか、きちんと考えて行動した彼女はそれはそれで偉いなー……と思いました。 それにしても、羅漢もこんなにいい人がいるんだから、そんな…
飛が冬眠に組み敷かれている間に、マクシミリアンは何やら花路にけんかを売りに行く様子で。 まさかのマクシミリアン対花路のがちんこ勝負が展開される。 一対一とはいえども、正直、マクシミリアンがこんなに強いとは思わなかった。 怪我をしているのにも関わらず、花路の下のほうから順番にばったばたとなぎ倒して、挙句、羅漢とも五部の勝負をしてしまうのだから、相当強い。 まぁ、飛と互角にやり合って…
散々迷って、散々フラフラした飛が辿り着いたのは、「もう一度マクシミリアンに会いたい」という思いだけで。 その想いだけで、マクシミリアンに会いに行く。 けれど、再会も束の間、マクシミリアンと共にある未来のために、事態の収束を目指して再びマクシミリアンの下を去る。 一方のマクシミリアンは、飛が現れたことにより正気を取り戻し、事実を確認するために大龍の正妻・尊夫人と面会をする。 ま…
ようやく煮詰まりきった飛が歩き出しました。 師父の刃に倒れた飛が、次に目が覚めたのは、青龍の高楼街。 未だに敵かみ方かわからない、雷英と猫が飛が死んだと偽って、そこまで担いできたのだった。 一方のマクシミリアンは、飛が亡くなったと信じてるのか、信じていないのか。 一時的に避難場所としている賓荘の寝台の上で、呆けた様子で一度も口を開こうとはしない。 万里も、クレイも困り…
飛の出自を知った羅漢たちは、マクシミリアンを廃し次期『白龍』の座に就くよう飛に迫った。 急進派の羅漢と、飛に花路離脱を勧める葉林とが対立し、仲間たちの間でも争いが起きる。 守りたいと願っていたものを自らの手で壊していくことに耐えられず、追い詰められた飛は、ついにある決意を固め、白龍屋敷へ乗り込んでいくことに…… という感じのあらすじでした。 巧妙な罠に操られるがままに、飛…