日高ショーコさんのレビュー一覧

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

B……え、る?

営業をしている河瀬の上司、柴岡は人当たりもよく仕事もできる男だ。
ふとしたことから柴岡と個人的に親しくなったことにこっそり優越感を感じていた河瀬だが、ある日そんな彼をどん底に突き落とすようなできごとが起こる。
柴岡が河瀬の人事異動をたてに体の関係を要求してきたのだ。
そんなこと到底受け入れられるはずもない。そうは思うものの、ほんの少し我慢すれば手に入る未来に負け、嫌々男を受け入れる。
しか…

5

愛すること 特典

ノベルスとの廣末のギャップがほほえましい。

私は電子書籍は読みませんので、オークションで手に入れた小冊子で。本文は2段組みで68ページの読み応えのあるものです。

「美しこと」の結婚式出席の後、廣末を送った先で一夜を過ごし、会社に遅刻したところからの話。

今までの煮え切らなさが嘘のように、毎週末 松岡に会いに来てくれる廣末。あれほど悩んでいた男同士だということも乗り越えて、求めてくれる廣末のラブラブぶりが 本編でやきもき きゅんき…

8

Chara Selection EXTRA 特典

基本、濃いめな方向で

この厚さに12作品ということで、1作品は4Pか8Pとごく短いですが、そこに、本当に様々いろいろな萌要素がみっちりとつまっています。
基本的には、本作品より妄想濃度濃いめというか、作品が短い分展開が早いというか、全体のページ数に対して脱衣率は高いです。、
それでも、やはり本作品の色はそれなりにあるので、水名瀬先生の作品は腹筋へソ見せチアガールのコスプレはあってもそーにゅーはなかったり、南先生の作…

0

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

見たくないなら夢を見続けてもかまわないと思う

 柴岡は何回も暗闇が怖いと言っている,有沢に嘘の将来設計を話すときに夜になっても太陽が沈まない場所(暗く無い場所)に行きたいと言ってしまう程なのだから本当に怖くてたまらないのだろう。河瀬に両目を塞がれたらおとなしくなったのも暗闇が怖いからだろうし,柴岡にとって心の闇は無いのではなくて存在してほしくないものなんじゃないだろうか。毎晩のように暗闇がやって来るのに,心の中にまで暗闇が出来てしまったら彼の…

4

リスタート コミック

日高ショーコ 

ステキ!

「リスタート」
先にCDを聞いてるのでなんとなくお話の流れはわかっているものの、音と絵ではまた違う趣があって。
声でもその雰囲気は伝わってはいたけども、2人の髪あげたバリバリモデルやってる姿とかとても新鮮でした。
読んでたら、また聞きたくなりました。
なんか匡が好みですv

「きみのために」
わぁ、子供!
と思ったけども、高校生だからそんなに子供でもないんですよね。
ただ、相手と…

5

シグナル コミック

日高ショーコ 

芦原が好みですv

「シグナル」
うわー、これいいなぁ。
芦原の雰囲気とか性格とかかなり好みです。
もちろん容姿も!
最初はただ単純に遊んでる人なのかなー?と思ったのですが、そのゲームの真意が見えたらなんだか可愛くも見えて。
ひねくれてるのはひねくれてるんだろうけども、臆病なところとかもあって。
それもきっと本気だからで。
そういうのが全部なんだか好みです。
いや、理不尽さは確かに感じますが(笑)

0

愛すること 特典

オマケストーリーにするには勿体ない

私も電子書籍で読みました。
本編の終わりが、二人の関係には決着がついたけどこれからどうなるの・・・?と読者に、不安と先が気になる気持ちを残したままの終結だったので、これでやっと幸せになれたんだ・・・と実感しつつ安堵しました。
内容が単なるおまけの日常ではなく、ひと山あるところが木原さんらしいなと思います。あと、個人的に日高さんの挿絵に萌えました。2ページあります。
あ、松岡の髭ですが最終的に…

1

愛すること 特典

電子書籍になってた!

本編を読むのが遅すぎて、小冊子の応募に間に合わなかったんです(/_<、)オークションだとすごーくお高くなってて、諦めてたんですが、電子書籍で配信されてたんですね(゜∀゜)!

凄くよかったです。相変わらず気遣いの人、松岡。そして好きな人には本当に優しい鈍感男、寛末。やっぱり松岡はぐるぐる悩みますが、なんだかんだでラブラブです。寛末が優しいのが本当に嬉しい。本編辛かったから、自分のことのように…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

木原節キタ――――!!

前から書店でおすすめされてたのですごく気になってようやく購入しました。「BL最北端へようこそ」ってPOP(かな?)がずーっと気になってて。

期待通りいやそれ以上の面白さです。
木原さんの特徴なんでしょうが、主人公の視点というか気持ちがすごく事細かに描写されていて、心情を、汚い部分もさらけ出して書いてて、読んでるこっちが人の心をのぞいているような感覚になるんです。だからなんだか後ろめたい気持…

2

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

最高

松岡視点「美しいこと」のラストで号泣です。
ずっとマイナスだった関係がプラスマイナス0に戻った瞬間、脆い感情を吐露する松岡の説得力のある一言に、胸が苦しくなりました。

寛末視点の「愛しいこと」では、熱が冷めてくれないかな、という寛末の本音にざわざわ。
とはいえ男の嫉妬からくる卑屈さで松岡を突き放した寛末の狡さや弱さは、きっと誰もが持っている部分じゃないのかな…と思います。


上下巻通して電車、…

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