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一穂ミチ 竹美家らら
小谷みかん
一穂さんと竹美家さんのゴールデンコンビふたたび、なこの作品。登場人物たちのひとりひとりが生きてる、いる、という感じがして胸に迫ってきました。 そのなかでも攻めくんのすさんでだらしなく、だけど芯のあるキャラクターが、受けくんに出会いいっしょにいるうちにかわっていく過程が丁寧に書かれているので、ふたりにしあわせになってほしくてたまらないという気持ちにさせられました。 攻めくんの成長物語であると同時…
一穂ミチ 金ひかる
ネタバレ
作家買い!な一穂さん、毎回わくわくなんですが、今回の新刊は登場人物というか主役カップルのふたりがどっちがどっちかよく分からなくなってしまい、うまく感情移入できなくて残念でした。 なぜかめちゃくちゃキャラだちしている脇キャラクター金子くんがすごくツボに入ったので、萌えはそこから(笑) ただ、金子に牛乳差し入れにいくところでいろんな意図に気づき心が近づく描写はさらりとしていながらさすが一穂さん、で…
雀影
この、「アロー」というタイトル。 日本語で「矢」。 カタカナで「アロー」だからまだ何とか格好付いているけど、実に素っ気ない。 主人公の葛西草は「来るもの拒まず去る者追わず」誰とも距離を置いて、時間に取り残されたような通りの裏のバー「底」を切り盛りしている。 そんな草の店にある日、同じ通りで古着屋をやっている中学の同級生だった金子が、やはり中学の同級生だった湯浅麦を連れてきます。 行く…
一穂ミチ 三池ろむこ
もこ
この作家さん、一度読んでみたかったんですよねw ろむこサンの挿絵も可愛かったんで衝動買い( 艸`*) 性懲りも無くってやつです。いい加減どげんかせにゃいかん! ってなもんで今回。 作品も挿絵もフワっと淡く甘い印象の作品というのが雑感でしょうか。 ひとつ残念だったのは、最初の登場シーンと挿絵。 攻の印象が全然違ったことかな。 小説読むときに、あんまり気になったこと無いんだけど今回はちょ…
miicha
なんでか未読分のほうが萌えてしまいました。 あんまりこういう経験はない(過去ルチル小冊子ではなかった)ので 今回の小冊子は自分の中では高評価です。 番外短編の殆ど全ての作品が単独で一応読める話になっていたと思います。 (萌えがあるかどうかは個人の好みに寄りそうです) 自分の既読作品は 和泉桂さん「宵星の憂い」 きたざわ尋子さん「甘い罪のカケラ」(旧版) 葉芝真巳さん「キッズ…
もこもこ
小説のショートストーリーおよび、コミックのショートストーリーが収録されて頁数もなかなかの冊子です。 ルチルやリンクスの小冊子は毎回表紙も凝った作りでお洒落な作りですよね。 イラストでなくても、こうして綺麗な表紙がつくので毎回ひそかに表紙も楽しみのひとつ。 しかし誠にわたくし事ですが、今回の冊子は非常に申し込まなくても良かったなという全サでした。 20本以上の数多くの番外編が収録されているの…
一穂ミチ 青石ももこ
特に、まだ子どもの殻から抜け切れていない高校一年生は、 やはり絶品です。 高校一年生から見たらとっても大人な三年生も、やっぱり、それなりに充分子どもで、お互いに初めての恋に戸惑っている。 まず、自分の中にある感情が「恋」という物であると気付くところから始めなきゃいけない。 気付いても、それをどうしたらいいのか持て余す。 大人から見ればとるに足らなかったり、思いっきり見当違いな理由で逃げる…
一穂ミチ 木下けい子
satoki
お姫様のように美しい母親と一緒に隣に越してきた流星。 外国の血をひく繊細な容姿と、嘘やごまかしのきかないまっすぐな気性のせいで周囲から浮きがちな流星を放って置けなくて、太陽はいつも彼と一緒だった。 けれど高校生になって別々の学校に進学した二人。 自分のいない場所で、知らない顔をしている流星に太陽は嫉妬に似た感情を抱き…… 面白かった。幼馴染みっていいなあ。 高校生になって学校が別れて…
sayayaya
今年の2月に友人を頼り、2週間ほど香港で暮らすように旅をしてきました。一束に案内された圭輔のように八達通(オクトパスカード)を使いバスに乗り銅鑼湾(コーズウェイベイ)から浅水湾(レパルス・ベイ)方面へ海を見に行ったり、2階建てトラム(路面電車)で湾仔(ワンツァイ)の街市に行き野菜やパンを買い料理し、半島飯店(ペニンシュラホテル)のアフタヌーンティー、茶餐廳(チャーツァンティン)の麺等々。本に描かれ…
イサヲ
危険人物なお隣さん、実はサンが要に近づくために仕掛けてるんじゃ?と事件解決までずっと疑っていたもので、純粋に楽しめなかったという(笑) 勘ぐり過ぎな自分にがっかりです。 表紙の可愛さ加減にどこもそんなドス黒さはないですよね。反省です。 かなり重たい過去を抱えてしかも考え方はけっこう後ろ向き。高校時代には強い思い込みから自分に対してコンプレックスまで持ってしまって、まあとにかくウジウジ君の要で…