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3/91(合計:905件)
宮緒葵 ミドリノエバ
umeair
ネタバレ
あああ、もう、読書中も読後の今も震えてます。すごすぎて… 以下、大きなネタバレを含む感想となりますので未読の方はご注意ください。↓ 新装版に加えられた書き下ろしが素晴らしくダークで闇で最高でした。。言葉が出てこないー! 旧版未読、裏表紙のあらすじだけチラッと見た程度で読み始めたのですが、もう、本当にページをめくる手が止まらない止まらない。 これぞ宮緒先生!と手を…
ちろこ
この作品を読み終わったすぐの私の感情。 ゾッとしました。 ハッピーエンドなのに、なんだろう。この手放しで喜べないゾワゾワ感。 ある一方ではあまあまラブラブ、もう一方ではホラーです。 感情の置き場が分らない読後感。感情がグチャついてますが、このストーリー運びはさすが宮緒先生、すごかったです。ネチネチと粘りつく得体の知れない感じは気味が悪いけど、妙に引きつけられて目が離せませんでした。…
宮緒葵 笠井あゆみ
Orchid27
『千』がつく言葉に惹かれてしまう傾向があります。 まずすぐに思い出す古代ペルシアの『千夜一夜物語』、キリスト世界の終末論『千年王国』、はたまた今敏監督の映画『千年女優』や光瀬龍先生、萩尾望都先生の『百億の昼と千億の夜』などなど。 『千』は、有限の数でありつつも数え切れないような大きな数や時間を表す言葉として用いられているように思います。 百と千は違います。百はちょっと頑張れば到達できてし…
宮緒葵 麻々原絵里依
てんてん
今回は最強のホムンクルスと錬金術師の第三王子のお話です。 受様が自分だけの下僕として創った攻様を護って死ぬまでと 攻様が受様を現世に呼び戻し、受様の全てを手に入れるまで。 ソティラス王国は 全能神ソティラスと人間の娘の間に生まれた子を始祖とし 王侯貴族は魔力を持ち、魔術を行使でき、 西方大陸随一の歴史を誇っています。 保有する魔力は血の濃い上位貴族ほど多くなり 受様は男…
kurinn
雑誌掲載の表題作を読み終わった時点で、雑誌を読んでなくて良かったと思いました。読んでたらきっと気になって暫く何にも手が付かなかったと思います。それくらいの衝撃でした。www そして書き下ろしの「錬金術師の最愛の心臓」のボリュームが凄かったです。こちらに至ってようやくルベドが宮緒葵先生らしい攻めになったと思いました。ルベドが垣間見せる仄暗さや時たま呟く台詞が面白くて、フロイに寄せる執着にゾクゾ…
みざき
前半と後半で見事な味変がされていて、1冊で何度も楽しめる作品でした。 雑誌掲載分の前半は、ここで終わるなんて…!の声があがるのにも納得。 1冊にまとまった今作では、それが「このあとどうなってしまうの?」と先が気になる引きとなっていて良い味を出してくれているんですね。 主人公・フレイの性格の良さと愛情深さが本当に良い味を出していたなあと思います。 母を亡くした失意の中、ずっと側にいてくれ…
いや〜〜〜、長いお話なんですが(400P超え!!)、おんもしろかったー! 読後思わず「うわっ、面白かったー!」とつぶやいてました。 ※以下、ネタバレ含みますので未読の方はご注意ください↓ 5月の「おかえりなさい、愛しい子」から始まり、「千年後宮」そしてこの「錬金術師の最愛の悪魔」、さらに今月7月後半にも新刊を出してくださるとのこと、連続で推し先生の作品が読める幸せを噛みしめずには…
あーちゃん2016
麻々原先生おっかけで購入。雑誌掲載時に「いやあああ」と悶絶した続きが読めて嬉しかったですが、攻めの様子は前半の方が好きだったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き270Pほど?結構読み応えある厚みです。 暗殺者から自分をかばってくれたため、母親を亡くした第三王子のフレイ。自分を守ってくれるものが何もないので、錬金術で、強くいつまでも傍にいてくれるものを作ろうとし・・・と続きます。…
文庫本にしてはボリューミーな一冊。作り込まれたストーリーなだけある分厚さです。壮大な世界観にハラハラドキドキ……最高に面白かったです(=´∀`)人(´∀`=) 錬金術で錬成されたド執着腹黒ホムンクルスの独占欲やねちっこさ、敵に回すと怖ぇ〜よなところがニヤニヤ満載でした。 主人のフレイに盲信するホムンクルス・ルベドの愛し方にご注目。フレイ教信者かよって思うくらい、フレイに傾倒しフレイを愛し倒…
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分厚いですね!! 前半は2人の純粋な愛情、後半はルベドの愛憎から蓄積され生まれたありとあらゆる感情とそこから導き出された檻? はぁ〜、ハラハラしっぱなしの一気読みでした。表紙を見て、え?子供?と思いましたが作中でちゃんと年を重ねています。 フレイがルベドを創り出すところ、泣きながらずっと僕の傍にいて!と叫ぶところ。ルベドがこの子を!と望むところ、胸が張り裂けそうでした。 前半は…