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37/46(合計:454件)
尾上与一 牧
もこ
ネタバレ
どうなることやらと読み進めていたのですが シリーズ中で一番好きな攻でした。 惚れた相手のためにめいっぱいな攻が好き。 愛を糧にする感じがなんともいえず。 故に、この受にはあってたのかなと思うのです。 「全部やると言った」と激怒するシーンが好き。 思わず涙ぼろぼろ出てしまいました(ノД`)・゜・。 さて、メインの二人は操縦士×偵察員。 最初から願った相手ではなかった。 けれど…
シリーズ2作目。 前作の受である希のお兄さんのお話ですね。 前作のイメージで、けっこうごつい男をイメージしてたんですが、 や、兄弟だものねww小柄でヤンチャな兄が可愛かった。 というよりも、前作がわりと殺伐としているというか、 強姦ありスプラッタありだったので、ドキドキしていたのですが 雰囲気がガラッとかわってにぎやかな1作でした。 赴任先のラバウル。 問題児と噂される恒と…
ローレライの表紙にひとめぼれをいたしまして、 読みたいなーと思っていた矢先にシリーズかよwwな始まり。 評価も高そうだったので、どうせならシリーズ1からと思い シリーズを大人買いさせていただきました。 第一段ですね。 幼いころに助けられた恩がある。 その恩人の代わりに命を捨てるのならば こんなにうれしいことはない。 あこがれ続けた相手の為に。 冒頭から健気な展開なのであり…
葡萄瓜
高評価を得る作品には二つのパターンが あると評者は愚考します。 文句なくBLとしての傑作であるから 高評価であると言うのがおおむねの常道。 そして今一つは、BLと言い切ってしまうには 色々含みがあるのだけど、BLの文法を 使わないと落とし所が見つからない快作。 この作品は、評者にとっては後者にあたります。 では仮に、この作品がBLの展開を軸にして 構成されていたとしたら評者は…
尾上与一 asaemaru
すどう蒼乃
尾上さんとの出会いでもあった天球儀の海がまるっと資紀視点で描かれています。 天球儀を読んでる時「多分資紀もこういう思いだったんだろうけど、でも実際どうなの~~~!?」と思う箇所がいくつもあありましたが、 これを読めばそのもやもやもすぱっと解決。 ほとんど天球儀の海と同じ時系列で描かれているので、天球儀の海を並べて一緒に読むと「あーー二人は互いに勘違いをしてるなあ」とか、「資紀そんな覚悟で…
ポッチ
コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける小冊子です。A5サイズで、小説部分は7ページ。個人的にコミコミさんの小冊子がとても好きで、この小冊子が特典でついている時はなるべくコミコミさんで買うことにしていますが、「蒼穹の~」の小冊子は2段組なんですよ。特典で2段組ってちょっと珍しいなあ、と思いつつ、それだけ文字数が多いのか?と尾上先生の読者サービス精神に感動したりしながら読みました。 さ…
スノードロップ
私は悲しい物語だと思います。藤十郎と伊魚の幸せを願わずにはいられない…。二人にはそれぞれトラウマがあって出会うことで少しずつ乗り越えていくそんな健気さに目が離せません。伊魚がモールス信号で藤十郎の名前を呼んでいるのが切ないようなもどかしいような場面も印象的で好きです。冗談交じりの会話にたまに笑ってしまいます。このハッピーエンドにはどんな悲劇でも乗り越えていけるんじゃないかと思ってしまいます。 ま…
尾上さんの書かれる1945シリーズはいつもランキングでも上位に上がり評価の高い作品ですが、個人的にどうしてもツボに入らず、4作目にあたるこの作品も手に取るのをためらっていたのです。が、腐姐さま方のレビューを拝見し読んでみたくなり購入。 いや、よかった。すごく良かった。このシリーズで初めて泣きました。レビューしてくださった腐姐さま方、ありがとうございました。さて、内容はすでに書いてくださってい…
snowblack
くまざわ書店限定ペーパー。 ネタバレであらすじを記します。 : 「俺だけのものになるか」と塁に言われ、 塁とならばそうなりたいと願い、夢のように嬉しいと思う三上。 心の中でひとしきり嬉しがったあと、具体的なことに思いを馳せる。 まずは身を清めよう。そして…… 契ると言ったって塁は何をするのか分かっているのかと 心配になる。 そういう三上自身今一…
三上徹雄は、最愛の人の遺した懐中時計と一緒に暮らしている。 本編で、城戸の息子が届けてきた一通の手紙。 18年の時を超えて届いた、塁の真実の思いに 人前であることも忘れて号泣した三上の、そしてその夜。 ラバウルから大切に持ち帰り、戦後修理をして 毎夜眺めている塁の懐中時計に、月の光の中で語りかける三上。 その三上の一人で語るセリフが美しい。 戦後落ち着いた時代を迎え…