苑生さんのレビュー一覧

兎の森 (2) コミック

苑生 

破壊者?あるいは救世主?

志井の環が好きでたまらなくてもっと一緒にいたい、会いたい、触りたい、キスしたい、もっと進みたい!な焦りがすごいですね!
そんなに環に焦がれてたんだねえ(泣)
ギリギリ綱渡りな感じで。

環を追い詰めないであげて〜、もうそっとしといてあげなよ〜。なのと母の異常を知ると、環を救えるのは志井しかいない!と。
どうなんだろ。環の性欲を認めさせることが良いことなの?男相手でも?志井のせいにしても?…

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兎の森 (1) コミック

苑生 

ソワソワする

幼馴染ものの良さを再確認したこの頃。
やっと積んでた今作を読むタイミングがキターーーと思ったら。

微笑ましかった少年時代。
だけど環の背景を知ると…。
こんなん虐待だよ〜(泣)トラウマだよ可哀想だよ。お母さんが虐められてると思うし、歪んだ母を守らねばな気持ちとか。やってはいけないことリストとか。

志井はすくすく環を好きに育つけど、好きだからって断れない環の優しさにつけこんでいいの…

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行きたい場所「被写界深度」応募者限定小冊子2018 特典

静かに吹いてしまうシリアス美麗イラスト

光の陰影描写が素晴らしい苑生先生の真骨頂のような表紙イラストに見惚れました。

......が、電子書籍440円と物理冊子の違いは「局部の修正有無」だけなのに、某有名サブカル店で6050円という異常高値がつけられていて笑ってしまいました。

稀少な苑生先生の作品とは言え、ソコが違うだけで約14倍の値段を誰がつけたのだ、と。
(ソコに14倍の価値がある派の方がいらしたらごめんなさい)

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被写界深度(下) コミック

苑生 

文字情報のない文芸作品の如し

苑生さん原作の「兎の森」の音声作品から入り、兎の森が完結しないまま休載状態のため居たたまれなくなり、兎の森以外の唯一の商業作品であるこちらを上巻と同時購入して一気読みしました。

兎の森ではカラーページのあまりにも美しい「光」の描き方に掴まれてしまったのですが、この下巻の表紙は更に好みで、飾るためにもう1セット買い足してしまい、2セット所有するという惚れ込みよう(笑)

作品の下巻だけしか…

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被写界深度(上) コミック

苑生 

読み手に委ねられる目線の色気

音声作品の「兎の森」で苑生さんを知り、原作を読みたくなって購入したのですが、完結しないまま休載という不完全燃焼に耐えきれず、兎の森以外の唯一の商業作品であるこちらもすぐに購入しました。
兎の森と違わぬ名作でした!

画力の高さには目を見張るばかりですが、とりわけ「目」と「目線」で心情を表現する技術には感動しかありませんでした。

上巻での秀一郎くんの高校時代の目には光が感じられませんが、…

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被写界深度(下) コミック

苑生 

期待をはるかに超える素敵な作品

最近初めての作者様の作品を読み漁っていますが、その中でも出会えてよかったと思える作品です。

ストーリーは自然な感じで、屋上での紺ちゃんと秀の会話を中心に、学生時代にある
心の揺れや憂い、不安、もやもやを丁寧に描きながら進んでいきます。
秀くんは紺ちゃんと話すことで、昔の傷と向き合って、自分を解放していく。
音楽がすきだと再認識していく。
一方の紺ちゃんは、いつも自然体でブレない。かっ…

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

これぞ日常BL!!

月村先生の作品は結構読んでるつもりだったのでまさかまだこれを読んでなかったとは!と思って慌てて購入してあっという間に読み終わってしまいました!

ゆったりとした幸せな雰囲気・・・今の私にはありがたいですw

昂大が1人でたくさんモヤモヤしてからわまったり勘違いしたりしてたけどそれもまた可愛い!
親の不仲のせいで周りの空気を読んで行動しがちな昂大。
そんな昂大が好きになった攻めのえんちゃ…

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被写界深度(上) コミック

苑生 

対称的なふたりが惹かれあって、、、

持って生まれた音楽の感性、才能を持つ早川。天才だからこそ周りに溶け込めずに無理して笑顔をつくる臆病過ぎる主人公と、真っ直ぐ自分に正直で好きな事をやり、周りからも受け入れられて自由に生きる対照的な紺ちゃん、二人の高校~大学のお話

早川くんの紺ちゃん呼び。これほんと好き。男が男友達にちゃん呼びするのが好き。(同士求む)

シリアスな場面も多いのに、ゆるい描き方もちょこちょこ入れてきてずっと張…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

志井なりの攻め方が最高です

1巻終わりで1年限定で付き合う事になった環と志井。
物語の根幹とも言える環の「普通ではない」家庭環境とそこから生まれた環の「性」に関するトラウマに、志井なりの攻め方で踏み込んでいきます。

頭の中は環に対するエロが直結している志井ですが、環のトラウマを理解し受けいれて解放してあげようと考え行動する姿が、幼なじみだからこそわかってあげたい、守ってあげたいと思う志井なりの優しさが伝わりました。

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兎の森 (1) コミック

苑生 

素晴らしく絵がきれいです

幼なじみで1歳違いの環と志井。
小さい頃からずっと一緒で、兄弟のように仲が良かった2人ですが志井が5年生の頃から環に友達以上の感情を持ちはじめます。
でも、自分の気持ちを伝えていいとは思わずにいます。それは、環の家庭環境を理解した上で、志井が「環が嫌がる事はしたくない」と考えているから。

作中それぞれの視点でお話が進みますが、志井は何も考えていないおバカな子のように見えて(実際無表情でや…

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