菜槻さありさんのレビュー一覧

2.14事件 コミック

菜槻さあり  穂波ゆきね 

攻めがいまいち理解できないのですが

小説で長く出ている作品をコミカライズした内の一冊なのですが、やはり穂波さんの絵がとても素敵。
正直、小説は全部読むのを途中で挫折してしまったのですが…この作品はコミックスのほうが自分に合っていると思いました。
小説だとあまりにも子供達っぽい育生の一人称が子供向け小説のようで読みづらかったのですが、漫画だとこの子供っぽさ、無鉄砲さがいい意味でよく出ています。

でも、コミックスでもやっぱり育…

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2.14事件 コミック

菜槻さあり  穂波ゆきね 

シリーズ三作目

いろいろとぬるい学園ものです。
ぬるいとは言っても、主人公の受けを騙して集団でレイプしようとする悪いヤツが出てきて、事件そのものはリアルにあったら大事件なんだけどさw
この「リアルにあったら大事件」って視点がないのが気になります。
トンデモ展開なBLとかギャグとかエロエロ作品ならむしろ気にならないんだけど、どちらかというとこの作品はほのぼの風味の学園モノなので違和感があるなぁと。
やっぱ出来上がっ…

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フラワーコーポレーション コミック

菜槻さあり  穂波ゆきね 

シリーズ二作目

微妙でした。
穂波ゆきねさんの絵がめちゃくちゃ好きなので評価を上げたかったのですが…。
原作つきの作品を手がけることが多い穂波さんだけど、原作のストーリーにモニョモニョさせられることが多いです。
私に原作の選定をさせてくれ!!と今更ながら言いたくなるのは、絵が本当に好きだから。

シリーズ二作目となる本作、昔の学園モノって感じの作品です。
いろいろな事件が起きるんだけど、それがことごとく主役カップ…

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ビーナスkiss!! コミック

菜槻さあり  穂波ゆきね 

面白かったー!

古い作品ですが、面白かったです。
穂波ゆきねさんの絵が古かったけど、大好きな絵へと変化してゆくその片鱗を伺い見ることができました。

学園ラブコメです。
いきなりレイプされたところからはじまる。
主人公は学園で「三美」と呼ばれる三人のアイドルの一人なんだけど、かなりたくましくて前向きな性格をしてて、そこが最初からツボにきました。
悩み深きマイナス思考の主役より、こういう半分アホみたいな性格のほうが…

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育生&国立シリーズ(6) ありす♥すきゃんだる 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

ようやく脇役カップルにスポットが……

 1つ目は、化け猫騒動に巻き込まれた育生と国立の話。
 相変わらず、恐いのがダメダメな育生が、一生懸命、一人で騒いでる感じの話でした。
 オチも何となく、予想のついてる範囲内だったので、あんまりー……って感じですかね。

 それよりも個人的には、2つ目のずーっと、脇役として出てきてたけど、はたして、どこまで進んでるのかどうか、さっぱりわからなかった「岡野&桂」のことが書いてある話の方が、個…

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育生&国立シリーズ(5) V×shock(ヴァージン×ショック) 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

ちょっとずつなお話が4つ。

 話としては、潔癖性に悩む一年生の相談に、育生がのる話がまず、一つ。
 ただ、これ、育生が恋愛がらみの相談に乗ったけど、結局、何もせず、本人同士で解決しちゃったような気もしなくもない話でした。
 微妙……。
 語るにしては、何もできないかなー。
 にしても、随分、不適当な人間を相談相手に選んだよね、一年生もさ……。

 そして、2つ目は、育生の姉、藤子の話。
 これって、普通に男女の…

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育生&国立シリーズ(4) PROPOSE<求愛> 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

結局ラブラブな二人

 何のかんの言って。
 育生と国立はラブラブなんですね。

 なんだかんだ、いろいろあったのに、2回目のことに及んでしまったし。

 でも、育生ちゃんって大分、バランス悪いと思うんだけど。
 だって。

 国立先輩に近づいたらドキドキする気持ちが何なのか、わかってないのに。
 コトはしてしまうんですね。
 その辺りの、バランスの悪さが、微妙によくわからない(´・ω・`)ションホ…

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育生&国立シリーズ(3) Focus 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

独特な世界観のある話。

 どうも、この人の作品、好きになれなくて。
 どうしてなのか、微妙にずっと考えていたんですが。
 この本を読んで、なんでそんなに好きじゃないのかが、ようやくわかりました。

 多分、この人が書いている話の登場人物たちの価値観と、私の価値観とは大きくずれてるんだよね。
 僕には、この人が「小悪魔」というものが、「小悪魔」に感じられないし。
「怖い」というものが「怖くない」し。
「愛」だ…

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育生&国立シリーズ(2) 2.14事件 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

恋愛以外の要素も盛り込まれた作品

 前作を読んだのがもう、ずいぶん先なので記憶が薄れたまま読み始めましたが、なんとかなったかな? という感じ。
 前作では、無理矢理やられてしまった育生ちゃんでしたが、今作では気がつけば随分ラブラブになっていてびっくり! 育生ちゃんがちゃんと国立先輩に焼きもち焼いてるよ! って感じだったんですが。
 最後、こんなラブラブな感じに終わってたっけ? と、思わず記憶を辿ってしまいましたが、定かではあり…

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アクセスの森 小説

菜槻さあり  あとり硅子 

結構深い

家庭の事情と自分のわだかまりから全寮制高校へ
進学した河合遙の日々は最初から実に多難だった。
性格の真反対な美貌の双子、仏頂面でひたすら
圧迫してくる委員長。
孤立無援かと自暴自棄になりかけた時、不意に
雪解けの瞬間は訪れて…。

ラブコメディのコメディの部分を前面に押し出した
菜槻さありさんのお得意パターンですね。
性描写を「少ない」と表記しましたが、正直に言うと
キスまでし…

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