志波咲良さんのレビュー一覧

虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

草食から肉食へ

裏表紙のあらすじで「肉食と草食。禁断を超えた愛の行方は――」とありましたが、某アニメのように肉食の攻めが草食の受けを食べたいという欲求があって、というわけでなく草食動物は草食動物同士で、というシンプルな意味でした。

兎獣人の主人公カノンは血筋を守るために兎族のレイと結婚してます。義務的とはいえ夫にしっかり抱かれてはいるので、不倫ダメとか純潔萌えさんには向きません。でもカノン自体は良い子で、次…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

これは略奪愛を綺麗に飾ったお話です

私がこの作品で好きなところは、受けの性欲が強くてエッチしたくて仕方ないエッチできないと死んじゃう、って受けをエッチ大好きな生き物として書いているところ(BLってなぜか受けは性欲ありません仕方なく抱かれてます、みたいに書くものがけっこうあるので)オメガバースらしいエロシーンです
発情してえっちして子供つくるっていう動物的な感じ

ストーリーは不憫受けが溺愛してくれる運命の番に略奪愛されるお話で…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

好き好き

作者と性癖がピッタリあうのかとてもよかったです!
涙涙からのカタルシスが抜群に良かった印象を残すお話でした
これからも応援します

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

不憫受けが好きな人は好きだと思う

獣人とオメガバという設定に惹かれて読みはじめた一冊。
かなり読みやすい文体で、水を飲むように文字が入ってきて気づいたら読み終わった。
タイトル通り、
嫁いだ先、旦那に虐げられている受け(兎のオメガ)が偶然に虎のαと出会って、運命の番ということもありすぐに惹かれ合い関係を持ち、色々あって最後に結ばれて幸せになる、
シンデレラストーリーのような感じがしました。
基本一人称(受け視点)で、読者…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

ハラハラドキドキ、カノン幸せになって!

アルファポリス小説大賞大賞受賞作ということと、次々とあがる神評価にワクワクしながら読みました。

大作ですね!まるで朝ドラと大河ドラマのような、不遇のヒロインが運命の番と出会い、新しい国を興して物語を作る。 

主人公の兎獣人のオメガのカノンが本当に可哀想で。子供を生むためだけに嫁がされ、当主でアルファの夫のレイには孕まないと責られ続け、何をしても怒られ打たれ懲罰房に閉じ込められ。
なん…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

一気読みしてしまいました

思ったより厚くて驚きました。
不憫な身の上の主人公が幸せを掴んでいくというオメガバースの王道は大好きです。
主人公と攻めがいくつものハードルを超えて頑張る姿に応援したくなります。

飽きさせないストーリー展開でページを捲る手が止められませんでした。
中盤以降にかけて伏線が回収されていくとますます盛り上がって、読んでいて満足感があります。
主人公以外の登場人物たちもとても魅力的です。

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

ページを捲る手が止まりませんでした。

もちろんデビュー作であるので志波咲良先生の作品は初読みでした。
初読み作家さまはいつもどんな文章を書くのだろう?とか、自分の好みに果たして合うだろうかと不安なのです。


最初は何となく文章が定まらない感じがして、こちらも読んでいて集中出来ませんでした。でも、途中から先生の筆が乗って来たというか、文章の違和感が消えて夢中で読んでました。
面白くてページを捲る手が止まらず、思わず徹夜してし…

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「虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される」店舗共通SS特典 特典

大好きの意味

本品は
『虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される』
のフェア店舗特典イラストカードになります。

表面は中扉モノクロイラストで
裏面に番外SSを掲載しています。

本編後、カノンがあるモノを入手するお話です。

アイリは1月前
フランベルグから来た手紙を読んで以来
リオンを喜ばすというモノを探していました。

そして今日、それをやっと手に入れます。
その品とは猫じゃらし…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

肉食獣人と草食獣人のオメガバース

今回は受様を運命の番という虎獣人と
兎獣人の希少種の当主の正妻のお話です。 

子ができず当主に冷遇されていた受様が
攻様と出会って生き方を変えていき幸せになるまで。

この世界は肉食獣人と草食獣人の国がありますが
互いに不可侵条約を結んでいます。

草食人の国は像族の王が統べる1つの国ですが
肉食獣人の国は強き者が頂点に君臨するため
常に派遣を巡る争いが繰り広げられています…

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虐げられた兎は運命の番に略奪溺愛される 小説

志波咲良  さばるどろ 

常識と慣習に抑圧された世界で

 オメガバースの作品を読んだのは始めてですが、主人公であるカノンと世界観を上手く結びつけていた様に思えます。
 αとΩ。肉食と草食。カノンが属するのは両特性において被食者側であり、序盤は翻弄され虐げられていたが、一つの出会いを切っ掛けに変わって行く。
 色々な人と出会い、見識を広げ、時には自らの行いに後悔しながらも、自身の信じられる信念を貫いて行く。そう言った繊細さと強かさを兼ね備えて行く彼の…

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