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志波咲良 カワイチハル
みざき
ネタバレ
説明が多い導入の会話のテンポがあまり心地が良いものではなかったからなのか、メインキャラクター2人に惹かれるまで時間がかかりました。 それゆえに、ちょっと掴みは弱く感じてしまいましたが、気がつけばするするっといつのまにか良い関係性のバディになっていくではありませんか。 取引をきっかけにひとつ屋根の下で共に暮らしながら、探偵業を交えて少しずつ心の距離が近付いていくロイドとシオン。 他人状態だった…
てんてん
本品は『拾われ令息は堅物探偵に愛される』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、夏の日のお話です。 孤児院の視察の帰り道 シオンは珍しくロイドに「外食しないか」と誘われます。 今からタウンハウスに連絡すると料理が無駄になるのでは いうシオンの心配を払拭するようにロイドが 「夕飯は作らなくていい」とほほ笑み 既にレストランも予約していて準備万端のようです。 基本時に…
今回は裏社会専門の探偵と無戸籍の便利屋のお話です。 貧民街で便利屋として生きる受様が 探偵の攻様との出会いで過去と未来を手にするまで。 受様は幼い頃に馬車で大事故に遭い 御者らしき人物の死体が手にしていたペンダントを手に 痛む体を引きずって森の中をさ迷っていたところを 養父となる闇医者に助けられます。 養父は冤罪で医師免許を剥奪されてすべてを失って 貧民街で隠れ住んでい…
ちろこ
結構謎解き要素がつよつよの物語です。 主人公はスラム育ちの便利屋の青年。闇医者だった養父も亡くなり、独りぼっちで不安定な生活を送っているのに、タイトルでは"令息"となっている点にご注目いただきたい。 まー…なんというか、ワケアリ感がプンプンです^ ^ シオンが身につけているペンダントを見て、食い入るように質問攻めしてきた、これまた事情アリの探偵の反応からしても、何かありそうなのが見てとれ…
165
二度目ましての作者さんです。 読み慣れないからか時間がかかりました。 二人のこれまでを思うとヒリヒリするというか泣けるというか。 スラムで必死に生きて。絶対に忘れられない存在を想いながら。 二人暮らしでだんだん打ち解け心を許していくのがとても良かったです。 善き相棒として一緒に依頼をこなし、守られたり。 しかしあの時もこの時もロイドは…。はーーー!!! なんとなくそうかな…
志波咲良 さばるどろ
M+M
裏表紙のあらすじで「肉食と草食。禁断を超えた愛の行方は――」とありましたが、某アニメのように肉食の攻めが草食の受けを食べたいという欲求があって、というわけでなく草食動物は草食動物同士で、というシンプルな意味でした。 兎獣人の主人公カノンは血筋を守るために兎族のレイと結婚してます。義務的とはいえ夫にしっかり抱かれてはいるので、不倫ダメとか純潔萌えさんには向きません。でもカノン自体は良い子で、次…
鳥藍
私がこの作品で好きなところは、受けの性欲が強くてエッチしたくて仕方ないエッチできないと死んじゃう、って受けをエッチ大好きな生き物として書いているところ(BLってなぜか受けは性欲ありません仕方なく抱かれてます、みたいに書くものがけっこうあるので)オメガバースらしいエロシーンです 発情してえっちして子供つくるっていう動物的な感じ ストーリーは不憫受けが溺愛してくれる運命の番に略奪愛されるお話で…
ヤギヤギ
作者と性癖がピッタリあうのかとてもよかったです! 涙涙からのカタルシスが抜群に良かった印象を残すお話でした これからも応援します
オクトパス
獣人とオメガバという設定に惹かれて読みはじめた一冊。 かなり読みやすい文体で、水を飲むように文字が入ってきて気づいたら読み終わった。 タイトル通り、 嫁いだ先、旦那に虐げられている受け(兎のオメガ)が偶然に虎のαと出会って、運命の番ということもありすぐに惹かれ合い関係を持ち、色々あって最後に結ばれて幸せになる、 シンデレラストーリーのような感じがしました。 基本一人称(受け視点)で、読者…
アルファポリス小説大賞大賞受賞作ということと、次々とあがる神評価にワクワクしながら読みました。 大作ですね!まるで朝ドラと大河ドラマのような、不遇のヒロインが運命の番と出会い、新しい国を興して物語を作る。 主人公の兎獣人のオメガのカノンが本当に可哀想で。子供を生むためだけに嫁がされ、当主でアルファの夫のレイには孕まないと責られ続け、何をしても怒られ打たれ懲罰房に閉じ込められ。 なん…