次は③の全員プレゼント、全員サービスで入手する小冊子類について。こちらは対象本についている応募券を集めて申し込む事で貰える小冊子になります。①②よりも手間と時間、全員サービス品には別途に応募者負担があります。
海王社では2010年に一年間通して「G★ポイントバンクキャンペーン」という大プロジェクトが行われましたが、こちらではオリジナルグッズの他にガッシュ文庫の人気作品の書き下ろしSS小冊子のプレゼントがありました。この小冊子は応募期間によって貰える小冊子が異なり、前半期の応募では「GUSH premium short stories part.1」がプレゼントされました。「傷痕にキス」の番外編『あのとき恋に落ちていた』は二人で鍋をするうちに昔の事を思い出すと言うお話なのですが、最高の鍋を食べる為にコタツや座布団まで用意する戒にちょっとびっくりです。
幻冬舎コミックスではルチル文庫「爪先にあまく満ちている」が崎谷はるひさんの商業誌刊行100冊目だった事から、記念本「100の夜をきみと 崎谷はるひ100冊刊行記念書き下ろし小冊子」が応募者にサービスされました。寛と付き合いだしたものの戸惑いと恥ずかしさをぬぐえない來可の様子が可愛いお話です。
また②でご紹介したプラチナ文庫「セレクトフェア2011」では、対象本についた応募券で申し込みすると「プラチナBOX2011」がサービスされました。「堕つればもろとも」の番外編『犬はとまらない』は市から帰ってきた二人の夜、朔が自慰をされられたり、珠玲にそそりたつ雄を踏みつけられたりしております。本編以上に濃密な交わりが読めるのも番外編ならでの楽しみなのです。
最後の④は自力ではどうにもならない究極の逸品になります。③同様、対象本についている応募券を集めて申し込むのですが、抽選なので入手できるかどうかは宝くじ同様、運次第となります。てんてんも応募する時はポスト前で念を込めて投入するのですが、なっかなか当たりません!!
それでも誰かは必ず貰っているのですよね。
てんてんが運をつかめた小冊子は「Platinum Label Special Edition プラチナ文庫リニューアル記念777部限定」です。こちらはプラチナ文庫のリニューアル記念フェアの抽プレ品になります。12作品の番外編11作はいずれも本編より糖度高めのラブラブ作品となっております。「お医者さんにガーベラ」の番外編『君を待つ』は職場が近過ぎて仕事帰りに待ち合わせができないと言い出した九条と甫が待ち合わせてデートするというお話です。なかなか九条がやってこなくて甫がヤキモキするのですが、それもまた楽しめるほのぼのした小話でした♪
いずれにしても小冊子の収集には情報収集が大切になります。ちなみに私の情報源は出版社HP、Horln Love Books様をはじめとする通販書店HP、作家さんのHPでの新刊案内やフェア情報、鋏み込みチラシ、書店店頭告知配布チラシ等になります。
日夜アンテナ全開で諜報活動に励むてんてんですが、必ず貰える①でも初版限定、売り切れ御免なお品になるので、発売日以降に付く事を知った場合は本を求めて書店行脚、数種の小冊子が貰えたり、既刊本のみのフェアなら小冊子のためにもう1冊なんて事も有ります。ソレだけの魅力が小冊子には潜んでいるのです!!
最後までお付合い頂き、ありがとうございます。ぜひ貴方の本棚にも小冊子の居場所を作って下さいね♪